エストレダンサー（1986年生、母アローガーデニア）

エストレダンサー（1986年5月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のレッドサン（当時9歳）と交配したアローガーデニアが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は藤平和実。戦績は、中央平地7戦0勝、中央障害19戦2勝2着7回。主な勝ち鞍は1990年の障害4歳以上400万下。

経歴

デビュー前

笹倉武久厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1989年）

6月25日、デビュー戦は堀井雅広騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/重）に出走。馬体重は488kg。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で堀井雅広騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀井雅広騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた4戦目は、原昌久騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1800m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原昌久騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

4歳（1990年）

3月17日、約7か月の休み明けで迎えた6戦目は、三浦堅治騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた7戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 小雨）に出走。鞍上は2戦連続で三浦堅治騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた8戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 雨）に出走。鞍上は3戦連続で三浦堅治騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

5月12日、中2週で迎えた9戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で三浦堅治騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウショウクルーゾから5馬身差の2着となった。

5月26日、中1週で迎えた10戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で三浦堅治騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスターポストマンから1馬身1/4差の2着に敗北した。

6月9日、中1週で迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 雨）に出走。鞍上は6戦連続で三浦堅治騎手（5戦0勝）。5頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤサカサンダーから半馬身差の2着に敗れた。

6月30日、中2週で迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で三浦堅治騎手（6戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったダンサーズキクカから9馬身差の2着に敗れた。

7月22日、中2週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で三浦堅治騎手（7戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったリビングストンから2馬身半差の2着に敗れた。

8月25日、中4週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で三浦堅治騎手（8戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月8日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は10戦連続で三浦堅治騎手（9戦0勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったセントパイオニアから約13馬身差の2着に敗れた。

9月29日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は11戦連続で三浦堅治騎手（10戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったテディボーイから1馬身3/4差の2着に敗北した。

10月20日、中2週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は12戦連続で三浦堅治騎手（11戦0勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のリキアイミラクルに9馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月17日、中3週で迎えた18戦目は、鈴木勇騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のシンボリチェピオに4馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

5歳（1991年）

1月15日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた19戦目は、障害5歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木勇騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月16日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から12kg絞って迎えた20戦目は、障害4歳以上オープン（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木勇騎手（2戦1勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。4着を確保した。

7月20日、中4週で迎えた21戦目は、新潟障害ステークス（新潟障害芝2800m 外→内曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木勇騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6歳（1992年）

5月24日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた22戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木勇騎手（4戦1勝）。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

6月7日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた23戦目は、5歳以上500万下（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木勇騎手（5戦1勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

7月5日、中3週で迎えた24戦目は、障害4歳以上オープン（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木勇騎手（6戦1勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月2日、中3週で迎えた25戦目は、新潟障害ステークス（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で鈴木勇騎手（7戦1勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月29日、中3週で迎えた26戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で鈴木勇騎手（8戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。