オキノキセキ（2007年生、母テーケーレディー）

経歴

デビュー前

2歳（2009年）

11月19日、デビュー戦は左海誠二騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 雨/重）に出走。馬体重は486kg。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のバトルファイターに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月21日、中4週で迎えた2戦目は、2歳（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったサイゴンプリンスに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

3歳（2010年）

1月15日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定3歳戦の水仙賞（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で驀進したが、伸びてきたブレイクスルー決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

2月19日、中4週で迎えた4戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の紅梅賞（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月11日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた5戦目は、牝馬限定3歳戦のローズ賞（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦の城ヶ島特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（4戦1勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

7月23日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳戦のサンダーソニア賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスマートターゲットを猛烈な末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

8月25日、中4週で迎えた8戦目は、一般C1四五（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の力で持ち堪えて、最後は2着のブレイクスルーに1馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

9月23日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定戦のゴイサギ賞（船橋ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のトーセンラトゥールを3/4馬身振り切って単勝一倍台の期待に応えた。

11月5日、中5週で迎えた10戦目は、牝馬限定戦のダイゼン賞（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（8戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、抜け出したカザリムスビを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

11月22日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、銀杏特別（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で左海誠二騎手（9戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

12月22日、中3週で迎えた12戦目は、冬至特別（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で左海誠二騎手（10戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて、最後は2着のロックエモーションに2馬身の差をつけて順当に勝利した。

4歳（2011年）

4月28日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた13戦目は、木蓮特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で左海誠二騎手（11戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、サチノプレンティにクビ差交わされて2着に甘んじた。

6月1日、中4週で迎えた14戦目は、ハンデ戦の雁坂特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で左海誠二騎手（12戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて、最後は2着のトーセンカルツェに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月4日、中4週で迎えた15戦目は、平塚市特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で左海誠二騎手（13戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

8月10日、中4週で迎えた16戦目は、夏休み特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で左海誠二騎手（14戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のディープハントを半馬身振り切って下馬評通りの実力を証明した。

9月7日、中3週で迎えた17戦目は、ハンデ戦の菊月特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で左海誠二騎手（15戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったビッグマグナムに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

5歳（2012年）

2月24日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、ハンデ戦の蝋梅特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で左海誠二騎手（16戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

3月20日、中3週で迎えた19戦目は、アクアマリン特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で左海誠二騎手（17戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

4月23日、中4週で迎えた20戦目は、武甲山特別（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は16戦連続で左海誠二騎手（18戦7勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。

7月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた21戦目は、小川町七夕まつり賞（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で左海誠二騎手（19戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

8月10日、中2週で迎えた22戦目は、勇魚特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で左海誠二騎手（20戦7勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。