リンドアマゾネス（1995年生、母ゴールデンペルナ）

リンドアマゾネス（1995年4月9日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時23歳）と交配したゴールデンペルナが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）荻伏服部牧場。戦績は、地方29戦7勝2着3回。2000年のファーストレディー賞(牝地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

石田貞雄厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1997年）

12月27日、デビュー戦は鷹見浩騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は483kg。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（1998年）

3月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先手を奪い、遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のサンユウホープに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月26日、中1週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鷹見浩騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のグローリーレターを半馬身振り切って勝利をモノにする

4月26日、中3週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で鷹見浩騎手（3戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

6月5日、中5週で迎えた5戦目は、3歳戦のかきつばた特別（大井ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で鷹見浩騎手（4戦2勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦のガーベラ特別（大井ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で鷹見浩騎手（5戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のからたち特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で鷹見浩騎手（6戦2勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入った。

7月27日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のあさがお特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で鷹見浩騎手（7戦2勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

8月28日、中4週で迎えた9戦目は、3歳戦のはまゆう特別（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で鷹見浩騎手（8戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では出色の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた10戦目は、夜長月特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で鷹見浩騎手（9戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るハセカツゴールを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

10月9日、中3週で迎えた11戦目は、牝馬限定のハンデ戦のフェアリーテール賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で鷹見浩騎手（10戦3勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

10月29日、中2週で迎えた12戦目は、リゲルケント賞（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で鷹見浩騎手（11戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて、最後は2着のトップマンに1馬身半の差をつけて4勝目を手にした。

4歳（1999年）

1月1日、中8週で迎えた13戦目は、ハンデ戦のファーストドリーム賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で鷹見浩騎手（12戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

1月22日、中2週で迎えた14戦目は、白富士賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で鷹見浩騎手（13戦4勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、抜け出したイナリコンコルドに3/4馬身届かず2着に敗北した。

3月23日、中8週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた15戦目は、ブラッドストーン賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で鷹見浩騎手（14戦4勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

4月16日、中2週で迎えた16戦目は、北極星賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で鷹見浩騎手（15戦4勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

5月9日、中2週で迎えた17戦目は、スターロード賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で鷹見浩騎手（16戦4勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

5歳（2000年）

6月8日、約13か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた18戦目は、一般B2三（大井ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は18戦連続で鷹見浩騎手（17戦4勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた19戦目は、一般B2三（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で鷹見浩騎手（18戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったフォージドマーキスに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7月14日、中2週で迎えた20戦目は、ドラマチックナイト賞（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は20戦連続で鷹見浩騎手（19戦4勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のイガノビワを半馬身振り切って久しぶりに勝ち星を挙げた。

8月14日、中3週で迎えた21戦目は、ハンデ戦のファンタスティックナイト賞（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は21戦連続で鷹見浩騎手（20戦5勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓のファイティングスピリットで渋太く粘り続けて、最後は2着のアクティブスーパーをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

8月24日、中0週で迎えた22戦目は、ハンデ戦の’00アデレードシティカップ（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で鷹見浩騎手（21戦6勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。

9月28日、中4週で迎えた23戦目は、ハンデ戦の’00ムーンライトカップ（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で鷹見浩騎手（22戦6勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい12着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた24戦目は、ファンタジーナイト賞（大井ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は24戦連続で鷹見浩騎手（23戦6勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

11月2日、中2週で迎えた25戦目は、リゲル賞（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は25戦連続で鷹見浩騎手（24戦6勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では長く末脚を持続させて、最後は2着のカッパスケーを半馬身振り切って7勝目をつかんだ。

11月15日、中1週で迎えた26戦目は、ハンデ戦の’00ロイヤルカップ（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は26戦連続で鷹見浩騎手（25戦7勝）。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

12月7日、中2週で迎えた27戦目は、牝馬限定地方重賞のファーストレディー賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は27戦連続で鷹見浩騎手（26戦7勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、抜け出したスイングバイに3/4馬身届かず2着となった。

6歳（2001年）

1月31日、中7週で迎えた28戦目は、牝馬限定G3のTCK女王盃（大井ダート2000m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は28戦連続で鷹見浩騎手（27戦7勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。

2月28日、中3週で迎えた29戦目は、ハンデ戦の’01メトロポリタンカップ（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は29戦連続で鷹見浩騎手（28戦7勝）。15頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。