スマートボーイ（1995年生、母アンラブル）

スマートボーイ（1995年5月10日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアサティス（当時10歳）と交配したアンラブルが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、中央平地53戦11勝2着7回、地方9戦0勝。2000年の東海ステークス(G2)で2着に入った他、2000年、2001年とアンタレスステークス(ハンデG3)を連覇するなど、重賞5勝を挙げた。

経歴

デビュー前

吉永猛厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1997年）

7月12日、デビュー戦は石橋守騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉ダート1000m 雨/不良）に出走。馬体重は440kg。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したダンディバーニングを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

8月31日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のランドホマレに4馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

10月4日、中4週で迎えた4戦目は、2歳オープンのもみじステークス（京都芝1200m 雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で石橋守騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい6着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた5戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のプラタナス賞（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

11月30日、中5週で迎えた6戦目は、3歳500万下（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は石橋守騎手（4戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

12月20日、中2週で迎えた7戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

3歳（1998年）

1月5日、中1週で迎えた8戦目は、4歳500万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて10着に敗れた。

1月25日、中2週で迎えた9戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の寒梅賞（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に敗れた。

8月29日、約7か月の休養明けで迎えた10戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、些か速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のビッグプロテクターに6馬身の差をつけて休み明けの一戦をモノにした。

9月12日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で粘り込んで悠々と抜け出し、最後は2着のオブラマエストラに5馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

10月11日、中3週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の太秦ステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（2戦2勝）。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。

11月14日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の大原ステークス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で池添謙一騎手（3戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

12月5日、中2週で迎えた14戦目は、L.キャシディ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の’98ゴールデンスパートロフィー（阪神芝1400m 曇/稍重）に出走。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい13着に敗れた。

4歳（1999年）

1月5日、中3週で迎えた15戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上1600万下の門松ステークス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、タマモスオードにクビ差交わされて2着に惜敗した。

2月13日、中5週で迎えた16戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上1600万下の橿原ステークス（京都ダート1400m 晴/重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り16着に敗れた。

3月20日、中4週で迎えた17戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、5歳以上1600万下のブラッドストーンステークス（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

4月18日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、5歳以上1600万下の京葉ステークス（中山ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。

8月1日、約3か月半の休み明けで迎えた19戦目は、4歳以上900万下の噴火湾特別（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤直人騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。前に出て、後続を2馬身以上離して、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトシザミカに4馬身の差をつけて制した。

9月26日、中7週で迎えた20戦目は、4歳以上1600万下のUHB賞（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤直人騎手（3戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪い、遅いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に敗れた。

11月13日、中6週で迎えた21戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の大原ステークス（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は池添謙一騎手（4戦2勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦のガッツでゴールまで勇戦し、3着に入った。

11月21日、連闘で迎えた22戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下のテレビ静岡賞（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい13着に敗れた。

12月11日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上1600万下の北総ステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（4戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のユウシャに1馬身1/4の差をつけて5勝目を収める

5歳（2000年）

1月8日、中3週で迎えた24戦目は、5歳以上1600万下のアレキサンドライトステークス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（5戦2勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。前に出て、後続を2馬身以上離して、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のロバノパンヤを3/4馬身振り切って制した。

2月12日、中4週で迎えた25戦目は、ハンデ戦でオープンのすばるステークス（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤直人騎手（6戦3勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は失速してしまい12着に敗れた。

3月5日、中2週で迎えた26戦目は、仁川ステークス（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤直人騎手（7戦3勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、後続との差を2馬身以上保って、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、タマモストロングに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

3月25日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた27戦目は、ハンデG3のマーチステークス（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で伊藤直人騎手（8戦3勝）。15頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、タマモストロングに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

4月23日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた28戦目は、ハンデG3のアンタレスステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤直人騎手（9戦3勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のホーマンスピリットに3馬身の差をつけて初の重賞タイトルを手にした。

5月21日、中3週で迎えた29戦目は、G2の東海ステークス（中京ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で伊藤直人騎手（10戦4勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ファストフレンドにクビ差交わされて2着に惜敗した。

7月20日、中8週で迎えた30戦目は、G3のマーキュリーカップ（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で伊藤直人騎手（11戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、後続を5馬身以上離して、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

7月29日、連闘で迎えた31戦目は、マリーンステークス（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で伊藤直人騎手（12戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

9月2日、中4週で迎えた32戦目は、G3のエルムステークス（札幌ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で伊藤直人騎手（13戦4勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず13着に敗れた。

10月31日、中7週で迎えた33戦目は、G3のさくらんぼ記念（上山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で伊藤直人騎手（14戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月18日、中2週で迎えた34戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのトパーズステークス（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

12月9日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた35戦目は、師走ステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（15戦4勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

6歳（2001年）

1月21日、中5週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた36戦目は、G3の平安ステークス（京都ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（16戦4勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。端をきり、遅いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

2月12日、中2週で迎えた37戦目は、G3の佐賀記念（佐賀ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤直人騎手（17戦4勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

3月14日、中3週で迎えた38戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、G2のダイオライト記念（船橋ダート2400m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。競走中止となった。

3月25日、中1週で迎えた39戦目は、ハンデG3のマーチステークス（中山ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（18戦4勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。

4月22日、中3週で迎えた40戦目は、ハンデG3のアンタレスステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（19戦4勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のリージェントブラフに6馬身の差をつけて連覇達成

5月20日、中3週で迎えた41戦目は、G2の東海ステークス（中京ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤直人騎手（20戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。端をきり、リードを2馬身以上キープして、非常に緩いペースで一団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

6月24日、中4週で迎えた42戦目は、ハンデ戦でオープンの大沼ステークス（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤直人騎手（21戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

9月1日、中9週で迎えた43戦目は、G3のエルムステークス（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤直人騎手（22戦5勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

10月8日、中4週で迎えた44戦目は、G3の白山大賞典（金沢ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤直人騎手（23戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい10着に敗れた。

10月16日、連闘で迎えた45戦目は、G3のさくらんぼ記念（上山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で伊藤直人騎手（24戦5勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月7日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた46戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、G3の朱鷺大賞典（新潟(地)ダート1800m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月5日、中3週で迎えた47戦目は、G2の彩の国浦和記念（浦和ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（25戦5勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

7歳（2002年）

1月20日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた48戦目は、G3の平安ステークス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（26戦5勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のマイネルブライアンに1馬身3/4の差をつけて3つ目の重賞タイトルを奪取した。

3月24日、中8週で迎えた49戦目は、ハンデG3のマーチステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤直人騎手（27戦6勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。果敢に端をきり、リードを2馬身以上キープして、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マンボツイストにクビ差交わされて2着に惜敗した。

4月21日、中3週で迎えた50戦目は、ハンデG3のアンタレスステークス（京都ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤直人騎手（28戦6勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に敗れた。

8月31日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた51戦目は、G3のエルムステークス（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤直人騎手（29戦6勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、プリエミネンスに交わされて2馬身半差の2着となった。

10月26日、中7週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた52戦目は、G3の武蔵野ステークス（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤直人騎手（30戦6勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って14着に敗れた。

11月23日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた53戦目は、G1のジャパンカップダート（中山ダート1800m 曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は7戦連続で伊藤直人騎手（31戦6勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

8歳（2003年）

1月26日、中8週で迎えた54戦目は、G3の平安ステークス（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で伊藤直人騎手（32戦6勝）。15頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のクーリンガーに3馬身の差をつけて連覇達成

2月23日、中3週で迎えた55戦目は、G1のフェブラリーステークス（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で伊藤直人騎手（33戦7勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に敗れた。

3月30日、中4週で迎えた56戦目は、ハンデG3のマーチステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で伊藤直人騎手（34戦7勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて、最後は2着のワンモアマイラインを半馬身振り切って5つ目の重賞タイトルをゲットした。

4月27日、中3週で迎えた57戦目は、G3のアンタレスステークス（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で伊藤直人騎手（35戦8勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。

9月6日、約4か月半の休養明けで迎えた58戦目は、G3のエルムステークス（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で伊藤直人騎手（36戦8勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

10月14日、中4週で迎えた59戦目は、G3の白山大賞典（金沢ダート2100m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で伊藤直人騎手（37戦8勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

11月1日、中2週で迎えた60戦目は、G3の武蔵野ステークス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で伊藤直人騎手（38戦8勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい14着に終わった。

11月29日、中3週で迎えた61戦目は、G1のジャパンカップダート（東京ダート2100m 雨/不良）に出走。鞍上は15戦連続で伊藤直人騎手（39戦8勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く16着に終わった。

9歳（2004年）

1月25日、中7週で迎えた62戦目は、G3の平安ステークス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で伊藤直人騎手（40戦8勝）。15頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。