第20回 フェブラリーステークス (G1)

レース展開

カネツフルーヴが後続を引っ張る展開、その少し後ろを進むスマートボーイ

先頭に躍り出たのはカネツフルーヴ。リードを2馬身以上キープして集団を牽引。単独の2番手にスマートボーイが続く。そのすぐ後ろ、ゴールドアリュールとビワシンセイキが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはプリエミネンス、マイネルブライアン、ノボトゥルーら3頭。その1馬身後ろ、イーグルカフェとレギュラーメンバーは中団前寄り。アッパレアッパレとエイシンプレストンは中団後方の位置。後方7番手でじっくりと折り合いに専念するのはエイキューガッツ、ハギノハイグレイド、アドマイヤドンら3頭。最後尾にディーエスサンダーとリージェントブラフがいる隊列で最初のコーナーを通過。

フェブラリーS、ゴールドアリュールが正攻法の立ち回りでダートマイル王の称号を掴み取る

先頭はカネツフルーヴでリードは1馬身。単独の2番手にゴールドアリュールが続く。その直後、ビワシンセイキが3番手。1馬身離れて、イーグルカフェとマイネルブライアンが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手にいた1番人気のゴールドアリュールが驚異的な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は負けじと抵抗するビワシンセイキをクビ差で封じて勝利を物にした。2着のビワシンセイキから3馬身差の3着には、先行勢の後ろの位置から力強いフットワークでゴールまで走り切ったイーグルカフェが入った。そこから2馬身遅れた4着には、逃げ粘ったカネツフルーヴが入線、さらに3馬身差の5着には、中団後方にいたハギノハイグレイドが食い込んだ。2番人気のアドマイヤドンは後方4番手にいたがあとひと押しが利かず11着に敗れた。