サンサンヒカリ（2006年生、母バトルタイム）

サンサンヒカリ（2006年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「太陽＋光」。毛色は鹿毛。種牡馬のサニングデール（当時7歳）と交配したバトルタイムが12歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は厚賀古川牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方31戦6勝2着9回。2009年の北斗盃(地方重賞)に勝利した他、2008年の平取義経特別で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

米川伸也厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2008年）

6月3日、デビュー戦は斉藤正弘騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は424kg。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアンペアから9馬身差の2着となった。

8月27日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のソリドールに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月1日、中2週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞のサンライズカップ（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤正弘騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた5戦目は、2歳オープンの平取義経特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で斉藤正弘騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったトキワノマツカゼにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

10月30日、連闘で迎えた6戦目は、2歳Jpn3の北海道2歳優駿（門別ダート1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で斉藤正弘騎手（5戦1勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

11月19日、中2週で迎えた7戦目は、2歳オープンの門別ライオンズクラブ特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で斉藤正弘騎手（6戦1勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

3歳（2009年）

4月29日、約5か月半の休養明けで迎えた8戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の北斗盃（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のアラベスクシーズに2馬身の差をつけて休養明け初戦をモノにした。

6月2日、中4週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞の北海優駿（門別ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。

6月28日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下の美幌特別（札幌芝1500m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（8戦1勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

7月23日、中3週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の華月賞（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（9戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

9月8日、中6週で迎えた12戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、レチクル特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったテラノリファードに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

9月23日、中1週で迎えた13戦目は、AIR-G’特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は川島雅人騎手（1戦1勝）。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

10月21日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、襟裳岬特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島雅人騎手（2戦1勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったアストラルフォースに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

11月4日、中1週で迎えた15戦目は、様似アポイ特別（門別ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で川島雅人騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のマンボパートナーに2馬身の差をつけて3勝目を手にした。

11月19日、中1週で迎えた16戦目は、ファイナルカップ（門別ダート1800m 雪/重）に出走。鞍上は4戦連続で川島雅人騎手（4戦2勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

4歳（2010年）

5月4日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた17戦目は、楽天競馬特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島雅人騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のウィナーズダンスに2馬身の差をつけて休養明けの一戦をモノにした。

5月20日、中1週で迎えた18戦目は、地方重賞のエトワール賞（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で川島雅人騎手（6戦3勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

6月17日、中3週で迎えた19戦目は、Jpn3の北海道スプリントカップ（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で川島雅人騎手（7戦3勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

8月26日、中9週で迎えた20戦目は、つぼ八特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で川島雅人騎手（8戦3勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったイケノナインに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

9月22日、中3週で迎えた21戦目は、北海道優駿の里安平町ララタウン特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で川島雅人騎手（9戦3勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

5歳（2011年）

5月4日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた22戦目は、北海道農協軽種馬対策委員会特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で川島雅人騎手（10戦3勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた23戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、はまなす特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、伸びてきたルプソワール決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

6月2日、中1週で迎えた24戦目は、空木特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見事な伸び脚で驀進したが、伸びてきたルプソワール決め手に屈してクビ差の2着となった。

6月30日、中3週で迎えた25戦目は、カンナ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた26戦目は、Aiba静内祭特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のタイセイアドミラルをクビ差振り切って優勝

7月27日、中1週で迎えた27戦目は、雪印メグミルク特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は川島雅人騎手（11戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

8月10日、中1週で迎えた28戦目は、ハンデ戦のK’sガーデン特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は川島洋人騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったビービーナエトルにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

8月23日、中1週で迎えた29戦目は、ハンデ戦の野菜王国にったん特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったトウショウヒーローに詰め切れず、2馬身差の1着制した。

9月6日、中1週で迎えた30戦目は、十勝軽種馬農業協同組合特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（6戦2勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず3着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた31戦目は、優駿の里「安平町チーズ」特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（7戦2勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた32戦目は、北海道日高装蹄師会特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は川島雅人騎手（12戦3勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたマッハタイザン決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。