ダイシンエテルナ（1987年生、母ダイシンコスモス）

ダイシンエテルナ（1987年4月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトレボロ（当時8歳）と交配したダイシンコスモスが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）鎌田牧場。戦績は、中央平地4戦1勝2着1回、地方23戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は1991年の4歳以上900万下。

経歴

デビュー前

久保与造厩舎（小林）へ入厩。

3歳（1990年）

4月12日、デビュー戦は鈴木啓之騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は511kg。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったホウシュウガルーから4馬身差の2着に敗北した。

4月26日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月5日、中5週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた3戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のウエルエンペラーに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月21日、中1週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったハクエイトから半馬身差の2着となった。

7月15日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦のコマクサ特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のバームライジンに3馬身の差をつけて2勝目を手にした。

8月1日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のハイビスカス特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（2戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のサントフレンドに1馬身半の差をつけて制した。

8月24日、中2週で迎えた7戦目は、ハレーすい星特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（3戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月21日、中7週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた8戦目は、秋田実騎手を鞍上に迎えて、ブルースカイ特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月14日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた9戦目は、佐藤賢二騎手を鞍上に迎えて、一般B2二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったザマアンサーからハナ差の2着に惜敗した。

12月7日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、師走特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は秋田実騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったセブンワインズから2馬身半差の2着となった。

12月30日、中2週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた11戦目は、3歳戦のロジータ記念（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋田実騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4歳（1991年）

1月23日、中2週で迎えた12戦目は、ダイヤモンドレディ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋田実騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月22日、中3週で迎えた13戦目は、田部和広騎手を鞍上に迎えて、白富士特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月18日、中2週で迎えた14戦目は、一般B2三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は秋田実騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4月2日、中1週で迎えた15戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、一般B2三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月4日、中4週で迎えた16戦目は、高橋三郎騎手を鞍上に迎えて、一般B2三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた17戦目は、一般B2三（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋三郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のジヨンドレイクをアタマ差制して優勝

6月3日、中2週で迎えた18戦目は、エキサイティングナイト賞（大井ダート2000m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋三郎騎手（2戦1勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月3日、中3週で迎えた19戦目は、クイーン賞（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋三郎騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月27日、中2週で迎えた20戦目は、ジュピター賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は田部和広騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月26日、中3週で迎えた21戦目は、地方重賞のトゥインクルレディ賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は鈴木啓之騎手（3戦0勝）。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。4着を確保した。

9月18日、中2週で迎えた22戦目は、スターサファイア賞（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は田部和広騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月10日、中2週で迎えた23戦目は、NTV盃（船橋ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は高橋三郎騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒカリリトルから6馬身差の2着となった。

11月30日、中6週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた24戦目は、菅原泰夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（中山芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のモガミサルノに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

5歳（1992年）

9月12日、約9か月半の休養明けで迎えた25戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、初風ステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた26戦目は、ハンデ戦のセプテンバーステークス（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた27戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、オクトーバーステークス（東京芝2300m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、極端なスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、アスカクラウンにハナ差交わされて2着となった。