アイアンマン（1998年生、母ヤマヒサエオリア）

アイアンマン（1998年3月12日）は、日本の競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時6歳）と交配したヤマヒサエオリアが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）広富牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、中央障害3戦0勝、地方32戦5勝2着7回。主な勝ち鞍は2003年の一般F2。

経歴

デビュー前

当歳のとき、高橋修から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、玉井宏和によって1,995万円で落札された。

渡辺栄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2000年）

11月4日、デビュー戦は角田晃一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は490kg。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

3歳（2001年）

8月11日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

9月15日、中4週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で角田晃一騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではいい脚を見せられず16着に終わった。

11月15日、中8週で迎えた4戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、一般D2-2（門別ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。14着に敗れた。

4歳（2002年）

4月17日、約5か月の休み明けで迎えた5戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、一般D2-3（門別ダート1000m 曇/重）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月24日、連闘で迎えた6戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、一般D2-3（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた7戦目は、一般D2-2（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月29日、中2週で迎えた8戦目は、一般D2-2（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。5着を確保した。

6月12日、中1週で迎えた9戦目は、一般D2-2（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤正弘騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月4日、中2週で迎えた10戦目は、一般D2-3（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は渋谷裕喜騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月25日、中2週で迎えた11戦目は、一般D2-6（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（4戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた12戦目は、一般D2-4（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は桜井拓章騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた13戦目は、一般D2-5（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月27日、連闘で迎えた14戦目は、中村裕司騎手を鞍上に迎えて、一般D2-4（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルバーファングから1馬身半差の2着となった。

9月3日、連闘で迎えた15戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、一般D2-3（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったビートアローから半馬身差の2着に敗北した。

9月17日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた16戦目は、一般D2-2（門別ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は渋谷裕喜騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイエススパイダーから3馬身差の2着となった。

10月1日、中1週で迎えた17戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般D2-1（門別ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月10日、連闘で迎えた18戦目は、一般D1-7（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた19戦目は、一般D1-7（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月20日、中2週で迎えた20戦目は、一般D1-5（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（6戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月15日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた21戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、一般E（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったハクバゴールドからクビ差の2着に甘んじた。

5歳（2003年）

1月3日、中2週で迎えた22戦目は、一般E（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月13日、中0週で迎えた23戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、一般E（高知ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のナムラヒデンに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

2月24日、中5週で迎えた24戦目は、一般E（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったエナジーフロウから5馬身差の2着となった。

3月9日、中1週で迎えた25戦目は、一般E（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮川実騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月17日、連闘で迎えた26戦目は、一般E（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で宮川実騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスナークホクトセイから2馬身差の2着に敗北した。

4月19日、中4週で迎えた27戦目は、一般F（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮川実騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた28戦目は、一般F（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮川実騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月25日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた29戦目は、一般F1（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で宮川実騎手（6戦1勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャコーグロリアから6馬身差の2着となった。

6月15日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた30戦目は、一般F1（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で宮川実騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月6日、中2週で迎えた31戦目は、一般F2（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で宮川実騎手（8戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のビートアローに3馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

8月2日、中3週で迎えた32戦目は、一般F1（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で宮川実騎手（9戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のエビスサンキュウに1馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

8月16日、中1週で迎えた33戦目は、一般E F（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で宮川実騎手（10戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のビートアローに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月30日、中1週で迎えた34戦目は、競馬つづけよ応援のつどい特別（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で宮川実騎手（11戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のハナノクビカザリに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

11月2日、中8週で迎えた35戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた36戦目は、3歳以上500万下（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では今一つ伸び切れず14着に終わった。

6歳（2004年）

4月11日、約5か月の休み明けで迎えた37戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月2日、中2週で迎えた38戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で平沢健治騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月27日、約5か月の休養明けで迎えた39戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、プロキオン賞（盛岡芝1700m 曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

10月11日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた40戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。鞍上は平沢健治騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。