ケイアイイーグル（1998年生、母テンザンオトメ）

Keiai Eagle

1998.05.04

ケイアイイーグル（1998年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラユタカオー（当時16歳）と交配したテンザンオトメが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は佐々木牧場。戦績は、地方16戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年の荒川区特別(一般C1三)。

経歴

デビュー前

高柳恒男厩舎（小林）へ入厩。

3歳（2001年）

12月15日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1390m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。馬体重は485kg。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のキョウエイマリーをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。

12月29日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のゴリウォーグに2馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

4歳（2002年）

1月11日、中1週で迎えた3戦目は、一般C2九十（大井ダート1490m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

2月22日、中5週で迎えた4戦目は、一般C2八九（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のラヴレミーナに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3月5日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2四（大井ダート1590m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（4戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた6戦目は、若葉特別（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手（5戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったジョージシャトルに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

4月9日、中2週で迎えた7戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C1七八（大井ダート1390m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るカシノオーロラを強烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月26日、中1週で迎えた8戦目は、荒川区特別（大井ダート1590m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のイシノナイトをアタマ差振り切って勝利を手中に収めた。

5月11日、中1週で迎えた9戦目は、一般B3三（大井ダート1190m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い脚を使えず13着に敗れた。

5歳（2003年）

5月29日、約13か月の休養明けで迎えた10戦目は、一般C1四（大井ダート1190m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（6戦3勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい9着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた11戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（大井ダート1590m 内回り 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1四（大井ダート1590m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（3戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

6歳（2004年）

2月13日、約7か月半の休み明けで迎えた13戦目は、三軒茶屋特別（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（4戦2勝）。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた14戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、松涛特別（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は一杯になって13着に敗れた。

3月26日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2二三（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（5戦2勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月27日、中4週で迎えた16戦目は、一般C2二三（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（6戦2勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。