マンボマンボ（2009年生、母カネツシークレット）

マンボマンボ（2009年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のスズカマンボ（当時8歳）と交配したカネツシークレットが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は及川幸夫。戦績は、中央平地16戦0勝、地方12戦6勝2着1回。主な勝ち鞍は2012年のフォーチュネイト寒椿特別。

経歴

デビュー前

大江原哲厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

7月31日、デビュー戦は伊藤工真騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。18頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚色が悪くなり17着に終わった。

8月27日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤工真騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。

10月2日、中4週で迎えた3戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた4戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 小雨/不良）に出走。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は失速してしまい14着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた5戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。

12月10日、中4週で迎えた6戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

3歳（2012年）

1月18日、中5週で迎えた7戦目は、3歳戦のフォーチュネイト寒椿特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のグロリオーゾに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月2日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた8戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた9戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

10月13日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

11月4日、連闘で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（2戦1勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

4歳（2013年）

3月9日、約4か月の休み明けで迎えた13戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

3月23日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島良太騎手（2戦0勝）。15頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

4月27日、中4週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた15戦目は、4歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は杉原誠人騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

5月11日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた16戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 雨/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。

6月15日、中4週で迎えた17戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

11月16日、約5か月の休養明けで迎えた18戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、サフラン賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

12月8日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた19戦目は、グッドラックカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したセンヒメにアタマ差届かず2着に甘んじた。

5歳（2014年）

1月4日、中3週で迎えた20戦目は、3歳以上B4（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

1月26日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた21戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、アプローズカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のシルクユージーに1馬身半の差をつけて久々に勝利を挙げた。

2月13日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた22戦目は、バレンタインカップ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（3戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のセンヒメに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

3月2日、中1週で迎えた23戦目は、陽春賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（4戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のセンヒメに2馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

3月23日、中2週で迎えた24戦目は、グレイトフルカップ（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のアリューバニヤンに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月5日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上B3（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（6戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るシキセイセイを途轍もない末脚で半馬身差し切って怒涛の5連勝を決めた。

10月26日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた26戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、オッズパーク杯（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

11月15日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた27戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた28戦目は、シクラメン賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。