フィエールボス（2017年生、母アップルティー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、元道牧場から「北海道サマープレミアムセールサラブレッド1歳」に上場され、澤田昭紀によって756万円で落札された。2歳のとき、元道牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、友水達也によって669.6万円で落札された。

中野栄治厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

10月21日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は478kg。18頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は力尽きて15着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

12月8日、中4週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

3歳（2020年）

2月20日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から11kg減らして迎えた4戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインマッチ特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

2月29日、連闘で迎えた5戦目は、三津谷隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

3月15日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。

3月20日、連闘で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。

4月30日、中5週で迎えた8戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、トーセンレビューに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

5月8日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフローラルピースに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月21日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトーセンシュバリエに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

6月4日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の揖斐川賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（3戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のナッチャンカットに1馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

6月19日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の伊吹特別（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では矢のような伸びで猛進したが、オーシャンスカイにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

8月12日、中7週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた13戦目は、3歳戦の蝉時雨賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で向山牧騎手（5戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったキセキタイムに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4歳（2021年）

4月27日、約8か月半の休養明けで迎えた14戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の心肺能力で最後まで敢闘したが、抜け出したフローラルピースにクビ差届かず2着に甘んじた。

5月20日、中2週で迎えた15戦目は、一般C3一二三（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天与のガッツで諦めることなく走り切ったが、3着に終わった。

6月10日、中2週で迎えた16戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持続力でしぶとく粘り込んで、最後は2着のフラウリーノに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

7月16日、中4週で迎えた17戦目は、一般C3一二三（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい11着に敗れた。

8月20日、中4週で迎えた18戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では速い脚を持続できず、5着に終わった。

5歳（2022年）

2月8日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた19戦目は、一般C3七八（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて12着に敗れた。

3月8日、中3週で迎えた20戦目は、一般C3六七（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。

3月29日、中2週で迎えた21戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、伸びてきたゴールデンナイト決め手に屈して半馬身差の2着となった。

4月20日、中2週で迎えた22戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天賦の闘争心でゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

5月13日、中2週で迎えた23戦目は、一般C3一二三（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（4戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

6月9日、中3週で迎えた24戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（5戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

7月1日、中2週で迎えた25戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（6戦0勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

8月16日、中6週で迎えた26戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

9月8日、中2週で迎えた27戦目は、一般C3三四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（7戦0勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3三四（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（8戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

10月4日、中1週で迎えた29戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。