アオイカツマ（2018年生、母サウンドオブハート）

アオイカツマ（2018年3月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+勝馬」。毛色は鹿毛。種牡馬のロードカナロア（当時10歳）と交配したサウンドオブハートが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はタイヘイ牧場。2024年のハヤテ特別(一般)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

当歳のとき、タイヘイ牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、新谷幸義によって4,752万円で落札された。

古賀慎明厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

8月8日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り雨/稍重）に出走。馬体重は452kg。18頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい12着に敗れた。

11月7日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。18頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、抜け出したヒストリアノワールにハナ差届かず2着に惜敗した。

11月29日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

12月19日、中2週で迎えた4戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ハナに立ち、緩いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、5着に終わった。

3歳（2021年）

1月11日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

1月23日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。

4月25日、約3か月の休養明けで迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上はM.デムーロ騎手（1戦0勝）。17頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のアークライトを3/4馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

6月6日、中5週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（2戦1勝）。18頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は一杯になって15着に敗れた。

10月31日、約5か月の休養明けで迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝1600m 雨/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（3戦0勝）。17頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。最後は失速してしまい15着に終わった。

12月12日、中5週で迎えた10戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を爆発させて難なく抜け出し、最後は2着のエストレラブレインに5馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

4歳（2022年）

1月5日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上2勝クラス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井瑠星騎手（1戦1勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に敗れた。

2月12日、中4週で迎えた12戦目は、4歳以上2勝クラス（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井瑠星騎手（2戦1勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

3月27日、中5週で迎えた13戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの四日市特別（中京ダート1400m 晴/重）に出走。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に敗れた。

5月7日、中5週で迎えた14戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（東京芝1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

5月29日、中2週で迎えた15戦目は、古川奈穂騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（中京芝1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

デビュー前

当歳のとき、タイヘイ牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、新谷幸義によって4,752万円で落札された。

古賀慎明厩舎（美浦）へ入厩。

7月31日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの札幌道新スポーツ賞（札幌芝1500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。馬体重は476kg。9頭立ての大外9番ゲートからスタート。競走除外となった。

9月25日、約4か月の休み明けで迎えた16戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの木更津特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は永野猛蔵騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったトーセンヴァンノにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

10月30日、中4週で迎えた17戦目は、3歳以上2勝クラスのレジェンドトレーナーカップ（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永野猛蔵騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

5歳（2023年）

1月23日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた18戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、ガーネット賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。

2月23日、中3週で迎えた19戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、アメジスト賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい16着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた20戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、一般B2三（大井ダート1200m 曇/良）に出走。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るウィンウッドを強烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて3勝目を獲得した。

3月29日、中2週で迎えた21戦目は、わかば賞（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

6月8日、中9週で迎えた22戦目は、ゲンマ賞（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦1勝）。15頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

6月29日、中2週で迎えた23戦目は、江戸川オープン（大井ダート1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で本田正重騎手（3戦1勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず5着に終わった。

10月5日、約3か月半の休み明けで迎えた24戦目は、オパール賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で本田正重騎手（4戦1勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はガス欠状態になり14着に終わった。

11月3日、中3週で迎えた25戦目は、一般B2五 B3六（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で本田正重騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

11月14日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、八潮パークタウン40周年特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で本田正重騎手（6戦1勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず15着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた27戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、黄葉賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた28戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、ハヤテ特別（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

6歳（2024年）

3月11日、中9週で迎えた29戦目は、夢・希望未来へ前進（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で塚本涼人騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた30戦目は、サクラコマチ賞（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で塚本涼人騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のグラフィアスレディに2馬身半の差をつけて4勝目を手にした。

4月8日、中1週で迎えた31戦目は、夢・希望未来へ前進（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で塚本涼人騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた32戦目は、桜並木賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で塚本涼人騎手（4戦1勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、オンザブロッサムにハナ差交わされて2着となった。

5月7日、中1週で迎えた33戦目は、一般B1（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で塚本涼人騎手（5戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアザルに1馬身3/4の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月28日、中2週で迎えた34戦目は、ハヤテ特別（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で塚本涼人騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、抜け出したサンエイウイングを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。

6月9日、中1週で迎えた35戦目は、M2の早池峰スーパースプリント（水沢ダート850m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で塚本涼人騎手（7戦2勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた36戦目は、ハヤテ特別（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で塚本涼人騎手（8戦2勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた37戦目は、スプリント特別（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で塚本涼人騎手（9戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた38戦目は、M3のいしがきマイラーズオープン（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で塚本涼人騎手（10戦2勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

8月27日、中4週で迎えた39戦目は、一般B1（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で塚本涼人騎手（11戦2勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、カミノコに交わされて3馬身差の2着となった。

9月10日、中1週で迎えた40戦目は、カペラ賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で塚本涼人騎手（12戦2勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。