アーチデューク（2014年生、母ミレナリオ）

アーチデューク（2014年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のスパイキュール（当時14歳）と交配したミレナリオが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道上川郡清水町、生産者は小野瀬竜馬。2017年の東京ダービートライアルで2着に入った他、2021年の摂津盃(ハンデ地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、小野瀨竜馬から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、東京都馬主会によって550.8万円で落札された。

荒井朋弘厩舎（小林）へ入厩。

2歳（2016年）

6月7日、デビュー戦は柏木健宏騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は514kg。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目立つような脚を使えず3着に敗れた。

6月30日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を披露したが、3着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柏木健宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入った。

8月3日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で柏木健宏騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。

8月18日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のはやぶさ特別（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で柏木健宏騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

9月23日、中4週で迎えた6戦目は、2歳戦のカワセミ特別（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で柏木健宏騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

10月12日、中2週で迎えた7戦目は、2歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で柏木健宏騎手（6戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で驀進したが、伸びてきたラッキーモンキー決め手に屈してアタマ差の2着に惜敗した。

11月16日、中4週で迎えた8戦目は、2歳S2のハイセイコー記念（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で柏木健宏騎手（7戦0勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦のひばり特別（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で柏木健宏騎手（8戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

12月26日、中2週で迎えた10戦目は、2歳戦の白鳥特別（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で柏木健宏騎手（9戦0勝）。15頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

3歳（2017年）

4月19日、約4か月の休養明けで迎えた11戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のチューリップ特別（大井ダート2000m 晴/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったクラキングスに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

5月12日、中2週で迎えた12戦目は、3歳オープンの東京ダービートライアル（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったポッドルイージに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5月24日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のフォーチュネイト菖蒲特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したシンウチにクビ差届かず2着に甘んじた。

6月9日、中1週で迎えた14戦目は、3歳オープンの若竹賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月14日、中4週で迎えた15戦目は、アルタイル賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（4戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

8月14日、中3週で迎えた16戦目は、ギャラクシー賞（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で山崎誠士騎手（5戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた17戦目は、ファンタスティックナイト賞（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山崎誠士騎手（6戦0勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

4歳（2018年）

1月26日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた18戦目は、雪晴賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で山崎誠士騎手（7戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

2月24日、中3週で迎えた19戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、アメジスト賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のビーザライトを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

3月28日、中4週で迎えた20戦目は、花月賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（8戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、4着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた21戦目は、アーバンステージ卯月賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（9戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

5月24日、中4週で迎えた22戦目は、プレアデス賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（10戦0勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい7着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた23戦目は、麦秋賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（11戦0勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

7月9日、中4週で迎えた24戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、オフト後楽園「ラウンジセブン」賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びを欠き13着に敗れた。

10月29日、約3か月半の休み明けで迎えた25戦目は、藤井勘一郎騎手を鞍上に迎えて、メトロポリタンウィーク賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた26戦目は、クレセント賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（12戦0勝）。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい12着に敗れた。

12月5日、中2週で迎えた27戦目は、サジタリウス賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（13戦0勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

12月25日、中2週で迎えた28戦目は、KRAトロフィー（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（14戦0勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天賦の負けん性を発揮してゴールまで勇戦し、4着を確保した。

5歳（2019年）

1月21日、中3週で迎えた29戦目は、銀嶺賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（15戦0勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた30戦目は、紅梅賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（16戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたノースランドボーイ決め手に屈して半馬身差の2着となった。

3月4日、中3週で迎えた31戦目は、朧月賞（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は高松亮騎手（1戦1勝）。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

3月18日、中1週で迎えた32戦目は、ブリリアントカップトライアル（大井ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は山崎誠士騎手（17戦0勝）。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた33戦目は、アーバンステージ卯月賞（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（18戦0勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた34戦目は、クリスタル賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（19戦0勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

5月22日、中3週で迎えた35戦目は、一般B2三（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（20戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

6月7日、中1週で迎えた36戦目は、麦秋賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（21戦0勝）。15頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

6月25日、中2週で迎えた37戦目は、一般B2四（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で山崎誠士騎手（22戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るツーエムアリエスを鬼脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて久々に白星を挙げた。

7月29日、中4週で迎えた38戦目は、サマーナイト賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で山崎誠士騎手（23戦1勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた39戦目は、ペリドット賞（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山崎誠士騎手（24戦1勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

9月20日、中4週で迎えた40戦目は、デイリースポーツ賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で山崎誠士騎手（25戦1勝）。15頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

10月1日、中1週で迎えた41戦目は、THE GENFUKEI賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山崎誠士騎手（26戦1勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた42戦目は、神無月賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で山崎誠士騎手（27戦1勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

11月11日、中3週で迎えた43戦目は、メトロポリタンウィーク賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で山崎誠士騎手（28戦1勝）。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場なく5着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた44戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1（園田ダート1870m 曇/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、3着に終わった。

12月27日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた45戦目は、3歳以上B1 B2（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のオオエフォーチュンに3馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

6歳（2020年）

1月16日、中2週で迎えた46戦目は、太子ひまわり特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉浦健太騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のバンローズキングスに3馬身半の差をつけて4勝目を手に入れた。

2月18日、中4週で迎えた47戦目は、ラジオ関西特別（園田ダート1870m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で杉浦健太騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず8着に敗れた。

3月10日、中2週で迎えた48戦目は、浅春特別（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で杉浦健太騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

5月15日、中8週で迎えた49戦目は、木本直騎手を鞍上に迎えて、そのだ金曜ナイター開幕特別（園田ダート1700m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手が足りず6着に終わった。

6月10日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた50戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、早乙女特別（園田ダート1870m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではキレのある末脚を披露し、3着に入った。

7月9日、中3週で迎えた51戦目は、小暑特別（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れ味光る末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた52戦目は、3歳以上A1 A2（園田ダート1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のコスモヴァーズに5馬身の差をつけて5勝目をゲットした。

8月14日、中2週で迎えた53戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、ハンデ地方重賞の摂津盃（園田ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた54戦目は、処暑特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

9月16日、中2週で迎えた55戦目は、白露特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったテツに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

10月1日、中1週で迎えた56戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の姫山菊花賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

10月21日、中2週で迎えた57戦目は、3歳以上A1（園田ダート1870m 晴/稍重）に出走。鞍上は川原正一騎手（5戦1勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず3着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた58戦目は、3歳以上A2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（6戦1勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサージュに6馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月9日、中3週で迎えた59戦目は、地方重賞の園田金盃（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（7戦2勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

7歳（2021年）

6月4日、約6か月の休養明けで迎えた60戦目は、さつき特別（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は杉浦健太騎手（5戦2勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

7月1日、中3週で迎えた61戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、盛夏特別（園田ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた62戦目は、アサヒスーパードライカップ（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は松木大地騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

8月13日、中3週で迎えた63戦目は、田野豊三騎手を鞍上に迎えて、ハンデ地方重賞の摂津盃（園田ダート1700m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では閃光の如き末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

12月31日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた64戦目は、3歳以上A2 B1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田野豊三騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

8歳（2022年）

1月18日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた65戦目は、4歳以上A1 A2（姫路ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は杉浦健太騎手（6戦2勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい7着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた66戦目は、食べようひょうごの畜産物賞（姫路ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は田野豊三騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて8着に終わった。

3月2日、中3週で迎えた67戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、アクアマリンオープン（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

3月10日、連闘で迎えた68戦目は、弥生昇竜戦（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

3月23日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた69戦目は、Jpn2のダイオライト記念（船橋ダート2400m 曇/不良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で丸山真一騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

4月8日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた70戦目は、卯月昇竜戦（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山真一騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

4月22日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた71戦目は、マーガレット特別（名古屋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で丸山真一騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

デビュー前

1歳のとき、小野瀨竜馬から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、東京都馬主会によって550.8万円で落札された。

坂口義幸厩舎（愛知）へ入厩。

4月28日、デビュー戦は丸山真一騎手を鞍上に据えて、小栗孝一メモリアル（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての6番ゲートからスタート。出走取消となった。

5月20日、中3週で迎えた72戦目は、すずらん特別（名古屋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で丸山真一騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

5月27日、連闘で迎えた73戦目は、アヤメ特別（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で丸山真一騎手（6戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた74戦目は、紅バラ特別（名古屋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で丸山真一騎手（7戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた75戦目は、藤原良一騎手を鞍上に迎えて、ゼラニウム特別（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず3着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた76戦目は、ゆり特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は丸山真一騎手（8戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた77戦目は、地方重賞の名港盃オープン（名古屋ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は藤原良一騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。競走中止となった。