ステートジョージ（1990年生、母スコルピオン）

ステートジョージ（1990年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のステートジヤガー（当時9歳）と交配したスコルピオンが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）森牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方17戦6勝2着7回。主な勝ち鞍は1993年の北関東菊花賞。

経歴

デビュー前

川嶋弘吉厩舎（高崎）へ入厩。

2歳（1992年）

8月22日、デビュー戦は久保田政弘騎手を鞍上に据えて、3歳（高崎ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は427kg。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーサルノに3/4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月15日、中2週で迎えた2戦目は、斉藤誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月15日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（高崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤誠騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のワイルドサヤカに3/4馬身の差をつけて2勝目をマークした。

11月15日、中3週で迎えた4戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、3歳（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったヨシノキングから1馬身差の2着に敗北した。

12月11日、中3週で迎えた5戦目は、3歳（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦0勝）。5頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったヨシノキングから1馬身差の2着に敗れた。

12月30日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦の三才優駿（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったヨシノキングから2馬身差の2着に敗北した。

3歳（1993年）

3月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、4歳（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴史騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンシャープに1馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

3月27日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の高崎弥生賞（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で水野貴史騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったヨシノキングから1馬身半差の2着となった。

5月4日、中4週で迎えた9戦目は、3歳戦の高崎皐月賞（高崎ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で水野貴史騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月21日、中6週で迎えた10戦目は、一般A B（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で水野貴史騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイティーンウェイから3/4馬身差の2着に敗北した。

7月11日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の高崎ダービー（高崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で水野貴史騎手（7戦1勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったダービーテイオーから3/4馬身差の2着に敗れた。

9月7日、中7週で迎えた12戦目は、三国峠特別（高崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で水野貴史騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のホクセイストークに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月9日、中4週で迎えた13戦目は、甲州特別（高崎ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で水野貴史騎手（9戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた14戦目は、群馬記念（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で水野貴史騎手（10戦2勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったインターハーケンから4馬身差の2着となった。

11月14日、中2週で迎えた15戦目は、3歳戦の北関東菊花賞（高崎ダート2100m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で水野貴史騎手（11戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のダービーテイオーに9馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月18日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた16戦目は、白根山特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で水野貴史騎手（12戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のセントビッドに1馬身の差をつけて6勝目を手に入れた。

12月31日、中1週で迎えた17戦目は、高崎大賞典（高崎ダート2600m 雨/良）に出走。鞍上は14戦連続で水野貴史騎手（13戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（1994年）

3月5日、中8週で迎えた18戦目は、増井裕騎手を鞍上に迎えて、G3の中日新聞杯（小倉芝1800m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。芝レース、重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた19戦目は、仁川ステークス（阪神ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で増井裕騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に終わった。