エレガントビーナス（2013年生、母サチノスイーティー）

エレガントビーナス（2013年4月16日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋女神」。毛色は鹿毛。種牡馬のダノンシャンティ（当時6歳）と交配したサチノスイーティーが11歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）競優牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方28戦1勝2着7回。主な勝ち鞍は2018年のセクシー牧全賞(一般C4-2)。

経歴

デビュー前

小桧山悟厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

8月1日、デビュー戦は井上敏樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1500m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は410kg。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい10着に終わった。

9月6日、中4週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で井上敏樹騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

3歳（2016年）

4月24日、約7か月半の休み明けで迎えた3戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。

11月1日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-7（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、クリスタルテーラーに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

4歳（2017年）

4月25日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

5月11日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

5月23日、中1週で馬体重を前走から20kg絞って迎えた7戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、抜け出したカネショウラメールに半馬身届かず2着となった。

6月28日、中4週で馬体重を前走から22kg戻して迎えた8戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は阿部龍騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は阿部龍騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、抜け出したベルダリリーにハナ差届かず2着となった。

8月10日、中1週で迎えた11戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 曇/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったティーズアムールを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

8月24日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に敗れた。

9月21日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は阿部龍騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

10月4日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた15戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったワタシキタヨに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

10月19日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（7戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部龍騎手（8戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に終わった。

11月7日、連闘で迎えた18戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、アロエ特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

5歳（2018年）

4月24日、約5か月半の休養明けで迎えた19戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、チロロの巨石賞（門別ダート1000m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

6月7日、中1週で迎えた22戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

6月13日、連闘で迎えた23戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったラトーヌシャインに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

7月19日、中2週で迎えた25戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったビービーレジーナに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

8月2日、中1週で迎えた26戦目は、セクシー牧全賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のエレーヌワンダーをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

8月14日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた27戦目は、鳳仙花特別（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

8月28日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた28戦目は、アサギリソウ特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（6戦1勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

10月2日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた29戦目は、さざんか特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（7戦1勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた30戦目は、芳醇なワインの産地空知特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（8戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた31戦目は、パンジー特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（9戦1勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上C33 C41（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（10戦1勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。