サンリバシャープ（1989年生、母サンリバ）

サンリバシャープ（1989年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のデイカードレム（当時10歳）と交配したサンリバが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は林秀雄。戦績は、中央平地20戦1勝2着1回、中央障害17戦3勝2着6回。主な勝ち鞍は1995年の障害4歳以上オープン。

経歴

デビュー前

二本柳一馬厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1992年）

2月3日、デビュー戦は横田雅博騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横田雅博騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横田雅博騎手（2戦0勝）。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

7月26日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で横田雅博騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で横田雅博騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場なく11着に終わった。

8月30日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で横田雅博騎手（5戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

9月6日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で横田雅博騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では矢のような伸び脚で急追したが、抜け出したオンタリオシチーを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

9月27日、中2週で迎えた8戦目は、平目孝志騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のダイワシャルダンに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（1993年）

3月14日、約5か月半の休み明けで迎えた9戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は横田雅博騎手（7戦0勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横田雅博騎手（8戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

4月25日、中3週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（新潟ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で横田雅博騎手（9戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。

5月8日、中1週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1400m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で横田雅博騎手（10戦0勝）。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

6月5日、中3週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は平目孝志騎手（1戦1勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。最後は失速してしまい15着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で平目孝志騎手（2戦1勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で平目孝志騎手（3戦1勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

8月14日、中5週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で平目孝志騎手（4戦1勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下の八海山特別（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で平目孝志騎手（5戦1勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で平目孝志騎手（6戦1勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で平目孝志騎手（7戦1勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

10月23日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で平目孝志騎手（8戦1勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

12月5日、中5週で迎えた21戦目は、牧之瀬幸夫騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のスプリングサミットに1馬身1/4の差をつけて優勝

5歳（1994年）

1月6日、中4週で迎えた22戦目は、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で牧之瀬幸夫騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったブランディニーから5馬身差の2着に敗北した。

2月6日、中3週で迎えた23戦目は、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で牧之瀬幸夫騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったマチカネポロネーズから1馬身3/4差の2着に敗北した。

2月27日、中2週で迎えた24戦目は、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で牧之瀬幸夫騎手（3戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のジハードウインに1馬身1/4の差をつけて圧倒的人気に応えた。

11月20日、約9か月の休み明けで迎えた25戦目は、栗原洋一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

6歳（1995年）

1月16日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた26戦目は、障害5歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は牧之瀬幸夫騎手（4戦2勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったユーワハッピーからクビ差の2着となった。

2月11日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた27戦目は、ハンデ重賞の東京障害特別（春）（東京障害芝3300m 晴/良）に57kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で牧之瀬幸夫騎手（5戦2勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月11日、中3週で迎えた28戦目は、障害5歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で牧之瀬幸夫騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったリヴリユーから6馬身差の2着となった。

4月2日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた29戦目は、障害5歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で牧之瀬幸夫騎手（7戦2勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月7日、中4週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた30戦目は、障害5歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は栗原洋一騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月4日、中3週で迎えた31戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で栗原洋一騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

7月2日、中3週で迎えた32戦目は、障害4歳以上オープン（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は牧之瀬幸夫騎手（8戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイキューベストから3/4馬身差の2着に敗れた。

7月29日、中3週で迎えた33戦目は、障害4歳以上オープン（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧之瀬幸夫騎手（9戦2勝）。5頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月24日、中7週で迎えた34戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で牧之瀬幸夫騎手（10戦2勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月19日、中7週で迎えた35戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は栗原洋一騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のケイティタイガーに4馬身の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

7歳（1996年）

9月23日、約10か月半の休み明けで迎えた36戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で栗原洋一騎手（4戦1勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったストロングファイブから8馬身差の2着となった。

10月19日、中3週で迎えた37戦目は、ハンデ重賞の東京障害特別（秋）（東京障害芝3300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で栗原洋一騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。