サマーバーミリオン（1998年生、母ダイナマリー）

サマーバーミリオン（1998年5月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のワージブ（当時15歳）と交配したダイナマリーが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央障害4戦0勝、地方24戦6勝2着1回。2001年の東北ダービー(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

千葉次男厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2000年）

11月4日、デビュー戦は千葉優騎手を鞍上に据えて、3歳（盛岡芝1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は473kg。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月19日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた2戦目は、3歳（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で千葉優騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月18日、中3週で迎えた3戦目は、3歳C1（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉優騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のカズノカイソクに3/4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2001年）

1月6日、中2週で迎えた4戦目は、3歳B2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で千葉優騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のキクノガリバーに1馬身1/4の差をつけて制した。

4月7日、約3か月の休み明けで迎えた5戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた6戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のハイフレンドタワーに2馬身半の差をつけて優勝

5月5日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のサンダー特別（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のモリユウスキーに3/4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月3日、中3週で迎えた8戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のはまなす賞（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月17日、中1週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞の岩鷲賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（2戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のサマーカップ（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月29日、中3週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の不来方賞（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は千葉優騎手（4戦2勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

8月27日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦のムーンライトカップ（水沢ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシャイニングスカイに2馬身半の差をつけて5勝目を手にした。

9月24日、中3週で迎えた13戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳G1のダービーグランプリ（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。でレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

10月24日、中3週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞の東北ダービー（新潟(地)ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。3着に入った。

11月17日、中2週で迎えた15戦目は、3歳戦の楓賞（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のカントリーチャンプに1馬身半の差をつけて優勝

12月2日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた16戦目は、3歳地方重賞のウインターカップ（水沢ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

4歳（2002年）

1月2日、中3週で迎えた17戦目は、畠山信一騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の金杯（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

5月1日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた18戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、春陽特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた19戦目は、麦秋特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、5着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた20戦目は、涼風特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金子正彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったジョウテンヴィータに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

7月6日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた21戦目は、ミルキーウェイ賞（大井ダート1790m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で金子正彦騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

7月20日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた22戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のドラマチックナイト賞（大井ダート1790m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

7月29日、連闘で迎えた23戦目は、ベイサイド特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は金子正彦騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

9月21日、中7週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた24戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（新潟障害芝3250m 外→内晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月26日、中4週で迎えた25戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 小雨）に出走。鞍上は2戦連続で浜野谷憲尚騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた26戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で浜野谷憲尚騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。

5歳（2003年）

4月20日、約5か月半の休養明けで迎えた27戦目は、鈴木寿騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月27日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた28戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般A1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。