ゴールドフィールド（2006年生、母エスティコンコルド）

ゴールドフィールド（2006年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時19歳）と交配したエスティコンコルドが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）タツヤファーム。戦績は、地方31戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2010年の一般C1二。

経歴

デビュー前

当歳のとき、タツヤファームから「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、タツヤファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、グローブエクワインマネージメントによって861万円で落札された。

金田一昌厩舎（金沢）へ入厩。

3歳（2009年）

5月17日、デビュー戦は古性秀之騎手を鞍上に据えて、3歳B7（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。馬体重は449kg。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

4歳（2010年）

4月18日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、桃井家・高松家結婚記念杯（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

4月25日、連闘で迎えた3戦目は、一般C4六（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5月4日、連闘で迎えた4戦目は、智英★恵美結婚おめでとう杯（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和義騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で急追したが、勝ったシャインジュエリーに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

5月9日、連闘で迎えた5戦目は、一般C4七（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和義騎手（3戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、抜け出したキラースマイルにクビ差届かず2着に甘んじた。

5月30日、中2週で迎えた6戦目は、一般C4四（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和義騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のアナザースカイに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月13日、中1週で迎えた7戦目は、金沢城入城特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和義騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では総身の力で末脚を持続させて、最後は2着のキタノツヨシを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

6月27日、中1週で迎えた8戦目は、白山林道片道無料キャンペーン杯（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で加藤和義騎手（6戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3二（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で加藤和義騎手（7戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のケイワンスイートをクビ差振り切ってファンの高評価に応えた。

7月25日、中1週で迎えた10戦目は、能登輪島水無月祭り特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で加藤和義騎手（8戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた11戦目は、一般B4二（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で加藤和義騎手（9戦3勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた12戦目は、一般B4三（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で加藤和義騎手（10戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、抜け出したピッチマリに半馬身届かず2着に敗北した。

9月5日、中1週で迎えた13戦目は、穴水川島祭り特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で加藤和義騎手（11戦3勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず3着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた14戦目は、羽咋唐戸山神事相撲特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で加藤和義騎手（12戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

10月17日、中3週で迎えた15戦目は、一般C1二（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で加藤和義騎手（13戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて、最後は2着のヴェルディークをアタマ差振り切って4勝目を手に入れた。

11月2日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、一般B4二（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は15戦連続で加藤和義騎手（14戦4勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

11月14日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた17戦目は、一般B4二（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は16戦連続で加藤和義騎手（15戦4勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた18戦目は、香林坊ツリーファンタジー特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は17戦連続で加藤和義騎手（16戦4勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

12月12日、中1週で迎えた19戦目は、県職加賀江沼会第30周年記念（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は18戦連続で加藤和義騎手（17戦4勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

12月28日、中1週で迎えた20戦目は、一般B4二（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は19戦連続で加藤和義騎手（18戦4勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、ディープブラックに交わされて1馬身半差の2着となった。

5歳（2011年）

1月5日、連闘で迎えた21戦目は、一般B4二（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は20戦連続で加藤和義騎手（19戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓出した伸び脚を見せたが、サウザンドライツに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

4月12日、約3か月の休養明けで迎えた22戦目は、復興支援がんばれ東京都特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は21戦連続で加藤和義騎手（20戦4勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天賦の負けん気を発揮してゴールまで勇戦したが、4着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた23戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

5月8日、中1週で迎えた24戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1四（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた26戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、珠洲禄剛崎灯台特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた27戦目は、百万石踊り流し特別（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は沖静男騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた28戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1四（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は沖静男騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた30戦目は、九十九湾特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2二（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（5戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。