ゴフクインバウンド（2000年生、母インバウンド）

ゴフクインバウンド（2000年5月18日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のジェネラス（当時12歳）と交配したインバウンドが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）日向牧場。戦績は、地方21戦7勝2着2回。2002年のプリンセス賞(牝)に勝利した他、2003年の花吹雪賞(牝地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

2歳のとき、日向牧場から「プレミア2歳トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

平山良一厩舎（荒尾）へ入厩。

2歳（2002年）

9月25日、デビュー戦は杉村一樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のストロングホース（荒尾ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のマルシゲヴィトンに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月27日、中2週で迎えた3戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、2歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のカクヘンチュウに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月19日、中2週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞の九州ジュニアグランプリ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月22日、中4週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳オープンのプリンセス賞（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のカラーズメモリーに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3歳（2003年）

1月26日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞の花吹雪賞（佐賀ダート1800m 小雨/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したメモリアルオペラを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

3月2日、中4週で迎えた7戦目は、3歳オープンのシクラメン賞（荒尾ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月23日、中2週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞のル・プランタン賞（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に敗れた。

4月13日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のル・プランタン賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず11着に終わった。

9月10日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた10戦目は、3歳オープンの荒尾商工会議所杯（荒尾ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月1日、中2週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた11戦目は、3歳地方重賞の肥後菊賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西村栄喜騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月29日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた12戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のカネサイホリデーをクビ差制して4勝目を収める

11月18日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（6戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のユウワンタイカンをクビ差制して5勝目を収める

4歳（2004年）

1月2日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のユウワンタイカンをクビ差制して勝利を手に入れた。

1月20日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西村栄喜騎手（8戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったミネノセンプウからクビ差の2着に甘んじた。

2月10日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で西村栄喜騎手（9戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で西村栄喜騎手（10戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

3月7日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で西村栄喜騎手（11戦2勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月28日、中2週で迎えた20戦目は、春分特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で西村栄喜騎手（12戦2勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

4月6日、連闘で迎えた21戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で西村栄喜騎手（13戦2勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のシルバーレインに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。