ヒロシゲセブン（2015年生、母ダイイチボタン）
Hiro Shige Seven
2015.05.08
ヒロシゲセブン（2015年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「人名より+7」。毛色は鹿毛。種牡馬のディープブリランテ（当時6歳）と交配したダイイチボタンが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は北田 剛。2020年の東京ハイジャンプ(JG2)で2着に入った他、2021年の牛若丸ジャンプステークス(障害4歳以上オープン)に勝利するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
1歳のとき、北田剛から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、佐藤伝二によって367.2万円で落札された。2歳のとき、岡田牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、吉岡隆によって3,240万円で落札された。
北出成人厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2017年）
11月19日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝2000m 曇/稍重）に出走。馬体重は508kg。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。
12月9日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入り込んだ。
12月28日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。18頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。
3歳（2018年）
1月20日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（3戦0勝）。15頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は減速してしまい10着に敗れた。
3月11日、中6週で迎えた5戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。
3月25日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、5着に終わった。
4月7日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は幸英明騎手（4戦0勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。
4月28日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（5戦0勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を発揮し、3着に入った。
5月19日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（6戦0勝）。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。
6月16日、中3週で迎えた10戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露したが、4着に終わった。
6月30日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。
7月14日、中1週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（函館芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。
7月28日、中1週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で池添謙一騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。
8月18日、中2週で迎えた14戦目は、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で池添謙一騎手（4戦0勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に敗れた。
10月13日、中7週で迎えた15戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内 晴/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。9着に終わった。
12月23日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。6着に終わった。
4歳（2019年）
1月14日、中2週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で高田潤騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。
2月9日、中3週で迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で高田潤騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったホシルミエールから半馬身差の2着に敗北した。
3月2日、中2週で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で高田潤騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったパリカラノテガミから2馬身半差の2着に敗北した。
4月20日、中6週で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高田潤騎手（4戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったホウオウカーニバルから3/4馬身差の2着に敗北した。
5月26日、中4週で迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で高田潤騎手（5戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったサウスオブボーダーから1馬身差の2着に敗北した。
11月17日、約6か月の休み明けで迎えた22戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で高田潤騎手（6戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月24日、連闘で迎えた23戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は8戦連続で高田潤騎手（7戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月22日、中3週で迎えた24戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。鞍上は9戦連続で高田潤騎手（8戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のゲネラルプローベに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。
5歳（2020年）
1月19日、中3週で迎えた25戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝3170m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で高田潤騎手（9戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。7着に敗れた。
3月14日、中7週で迎えた26戦目は、J・G2の阪神スプリングジャンプ（阪神障害芝3900m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は11戦連続で高田潤騎手（10戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。
4月18日、中4週で迎えた27戦目は、J・G1の中山グランドジャンプ（中山障害芝4250m 外回り 雨/不良）に63kgの斤量を背負って出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は12戦連続で高田潤騎手（11戦1勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
6月14日、中7週で迎えた28戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝3110m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で高田潤騎手（12戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月18日、約4か月の休養明けで迎えた29戦目は、J・G2の東京ハイジャンプ（東京障害芝3110m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で高田潤騎手（13戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイショウダッサイから1馬身3/4差の2着となった。
11月21日、中4週で迎えた30戦目は、秋陽ジャンプステークス（東京障害芝3110m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で高田潤騎手（14戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のコウユーヌレエフをクビ差制して2勝目を手に入れた。
12月26日、中4週で迎えた31戦目は、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は16戦連続で高田潤騎手（15戦2勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。
6歳（2021年）
1月30日、中4週で迎えた32戦目は、牛若丸ジャンプステークス（小倉障害芝3390m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で高田潤騎手（16戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のアサクサゲンキに2馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。
3月20日、中6週で迎えた33戦目は、ペガサスジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で高田潤騎手（17戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。4着に終わった。
4月17日、中3週で迎えた34戦目は、J・G1の中山グランドジャンプ（中山障害芝4250m 外回り 曇/良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は19戦連続で高田潤騎手（18戦3勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。
6月26日、中9週で迎えた35戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、J・G3の東京ジャンプステークス（東京障害芝3110m 曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。
10月17日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた36戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、J・G2の東京ハイジャンプ（東京障害芝3110m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。8着に敗れた。
11月28日、中5週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた37戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、機具岩特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。
12月12日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた38戦目は、地方重賞の中日杯（金沢ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。
2022年2月15日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。