インディアナガール（2002年生、母エイシンオンタリオ）

インディアナガール（2002年4月1日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「アメリカの都市名＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のHonour and Glory（当時9歳）と交配したエイシンオンタリオが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。戦績は、中央平地5戦0勝、地方26戦8勝2着4回。主な勝ち鞍は2006年の鯛網カップ(一般A1)。

経歴

デビュー前

畠山吉宏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2004年）

11月27日、デビュー戦はO.ペリエ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

12月19日、中2週で迎えた2戦目は、D.ボニヤ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

3歳（2005年）

1月22日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、A.スボリッチ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は勢いを失って16着に敗れた。

7月31日、約6か月半の休養明けで迎えた4戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。18頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が冴えず13着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた5戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを18番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり17着に終わった。

10月9日、中7週で迎えた6戦目は、尾崎章生騎手を鞍上に迎えて、一般C19（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に終わった。

10月17日、連闘で迎えた7戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で尾崎章生騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

10月24日、連闘で迎えた8戦目は、正樹・利江結婚6周年記念（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で尾崎章生騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したテンザンオーを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

10月31日、連闘で迎えた9戦目は、牝馬限定戦の光太郎1歳記念（名古屋ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で尾崎章生騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のチャンネルロックに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月6日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、一般C12（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で尾崎章生騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた11戦目は、一般C15（名古屋ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で尾崎章生騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヒノデボイスに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

12月31日、中1週で迎えた12戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヒルノピルスキーに2馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

4歳（2006年）

1月15日、中1週で迎えた13戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、3・4歳（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のローランデインをアタマ差制して1着ゴールを果たした。

1月28日、中1週で迎えた14戦目は、3・4歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のイケノスプリントに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

2月5日、連闘で迎えた15戦目は、3・4歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田祥嗣騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったローランデインから半馬身差の2着に敗北した。

3月5日、中3週で迎えた16戦目は、3・4歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岡田祥嗣騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のローランデインに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

3月18日、中1週で迎えた17戦目は、3・4歳（福山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で岡田祥嗣騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月16日、中3週で迎えた18戦目は、さくら草特別（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で岡田祥嗣騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のエムオーシャープをクビ差制して6勝目を獲得した。

5月4日、中2週で迎えた19戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、鯛網カップ（福山ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のマルサンローズに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月14日、中0週で迎えた20戦目は、カーネーション特別（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったナデシコイレブンからクビ差の2着に甘んじた。

6月3日、中2週で迎えた21戦目は、しょうぶ特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で嬉勝則騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のタガノオウジに半馬身の差をつけて8勝目を手中に収めた。

6月17日、中1週で迎えた22戦目は、すずらん特別（福山ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で嬉勝則騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月9日、中2週で迎えた23戦目は、門別町農業協同組合長賞（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月1日、中2週で迎えた24戦目は、牝馬限定地方重賞の読売レディス杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（7戦4勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず11着に終わった。

9月6日、中4週で迎えた25戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の姫路チャレンジカップ（姫路ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず10着に終わった。

9月24日、中2週で迎えた26戦目は、スプリントカップ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた27戦目は、萩特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で楢崎功祐騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月5日、中3週で迎えた28戦目は、カトレア特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で楢崎功祐騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた29戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦の山陽新聞販売賞（福山ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月23日、中4週で迎えた30戦目は、ポインセチア特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（4戦2勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（2007年）

1月7日、中1週で迎えた31戦目は、千両特別（福山ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（5戦2勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。