マルブツガルチ（1996年生、母フライングジュリア）

マルブツガルチ（1996年2月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のGulch（当時12歳）と交配したフライングジュリアが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）豊郷牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方28戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年のニューイヤー特別(一般C)。

経歴

デビュー前

白井寿昭厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1998年）

12月5日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は522kg。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

3歳（1999年）

6月20日、約6か月半の休養明けで迎えた2戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では見所を作れず13着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は失速してしまい13着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で熊沢重文騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚が振るわず15着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた5戦目は、白坂聡騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では見せ場を作れず16着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 雨/稍重）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で白坂聡騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップメロン賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で白坂聡騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月6日、約3か月の休養明けで迎えた8戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般C8（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた9戦目は、上松瀬竜一騎手を鞍上に迎えて、一般C9（中京(地)ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。

4歳（2000年）

1月16日、中1週で迎えた10戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で上松瀬竜一騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

2月27日、中5週で迎えた11戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で上松瀬竜一騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。4着を確保した。

3月13日、中1週で迎えた12戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で上松瀬竜一騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月18日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、田中浩晃騎手を鞍上に迎えて、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。12着に敗れた。

10月2日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた14戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中浩晃騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月9日、連闘で迎えた15戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中浩晃騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月30日、中2週で迎えた16戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で田中浩晃騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた17戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中浩晃騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた18戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったレディスナンプーからアタマ差の2着に甘んじた。

12月6日、連闘で迎えた19戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、一般C9（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のプラチナワンに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月22日、中1週で迎えた20戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマルカサンダーをアタマ差制して2勝目をゲットした。

5歳（2001年）

1月4日、中1週で迎えた21戦目は、ニューイヤー特別（中京(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のキャニオンヒーローをクビ差制して3勝目をゲットした。

1月18日、中1週で迎えた22戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のモトケンスキーに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

2月2日、中1週で迎えた23戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（5戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のセカイキロクに4馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

2月23日、中2週で迎えた24戦目は、フキノトウ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田稔騎手（6戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた25戦目は、一般B11（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で吉田稔騎手（7戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のニホンカイエブロスに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月26日、中1週で迎えた26戦目は、チューリップ特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で吉田稔騎手（8戦5勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた27戦目は、一般B8（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田稔騎手（9戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったメルアサヒから半馬身差の2着に敗北した。

4月19日、連闘で迎えた28戦目は、一般B8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉田稔騎手（10戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた29戦目は、一般B8（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で吉田稔騎手（11戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月28日、中7週で迎えた30戦目は、宇佐美亨騎手を鞍上に迎えて、一般B6（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月5日、連闘で迎えた31戦目は、一般B6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宇佐美亨騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月22日、中6週で迎えた32戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、一般B6（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

9月6日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた33戦目は、一般B8（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた34戦目は、一般B8（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉地学騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。