カタトゥンボ（2015年生、母レッドターキー）

カタトゥンボ（2015年1月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ベネズエラのマラカイボ湖上空のみで見られる気象現象」。毛色は栗毛。種牡馬のローエングリン（当時16歳）と交配したレッドターキーが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は神垣道弘。主な勝ち鞍は2017年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

牧田和弥厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

12月3日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。18頭立ての11番人気で16番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場を作れず17着に終わった。

12月10日、連闘で迎えた2戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた12頭をごぼう抜きし、最後は2着のマコトキッショウに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

3歳（2018年）

1月8日、中3週で迎えた3戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1400m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた4戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のはこべら賞（中京ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

4月8日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

4月15日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた6戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は松岡正海騎手（1戦1勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

10月21日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた7戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は松岡正海騎手（2戦1勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

4歳（2019年）

3月3日、約4か月の休み明けで迎えた9戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は川須栄彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

3月9日、連闘で迎えた10戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

10月20日、約7か月半の休み明けで迎えた11戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（京都ダート1400m 晴/重）に出走。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に終わった。

10月26日、連闘で迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラス（京都芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で川又賢治騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

2019年10月30日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

11月29日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、浅野皓大騎手を鞍上に迎えて、さなびっちサロンオフ会（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

12月13日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた14戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浅野皓大騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、4着に終わった。

12月23日、中0週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた15戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

5歳（2020年）

1月3日、中1週で迎えた16戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた17戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、ララシャンパーニュに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

1月31日、中1週で迎えた18戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったフラッグインハートに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

2月28日、中3週で迎えた19戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた20戦目は、小笠原洋一郎生誕記念（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山田祥雄騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

3月27日、中1週で迎えた21戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山田祥雄騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

4月10日、中1週で迎えた22戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山田祥雄騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るサラマーを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

5月12日、中4週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた23戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、ピラカンサス賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1五（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田勇真騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1四（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田勇真騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

6月23日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田勇真騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1四（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田勇真騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したクルクルティンクルを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

7月12日、連闘で迎えた28戦目は、一般C1四（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で柴田勇真騎手（5戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1二（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で柴田勇真騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったロゼオランジュに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

8月11日、中1週で迎えた30戦目は、級キング賞（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で柴田勇真騎手（7戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた31戦目は、2020JBCまであと70日（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で柴田勇真騎手（8戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。

9月29日、中4週で迎えた32戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、秋の獅子吼高原特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた33戦目は、魚住謙心騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた34戦目は、特別編成（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は柴田勇真騎手（9戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい6着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1三（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた36戦目は、世界の中地賢次郎記念（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり3着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた37戦目は、天秤ひなみ1stアニバーサリー杯（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松戸政也騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた38戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、特別編成（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

12月23日、連闘で迎えた39戦目は、篠崎達也☆都鮨銀座行けた記念☆（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

6歳（2021年）

2月20日、中7週で迎えた40戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 26（佐賀ダート1400m 晴/不良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた41戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。