アドマイヤマグマ（2009年生、母アドマイヤシズカ）

アドマイヤマグマ（2009年1月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋マグマ」。毛色は芦毛。種牡馬のアドマイヤコジーン（当時13歳）と交配したアドマイヤシズカが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡日高町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地7戦0勝、地方37戦10勝2着3回。主な勝ち鞍は2014年の銀嶺賞(C1-4)。

経歴

デビュー前

梅田智之厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2012年）

2月11日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場なく9着に敗れた。

3月18日、中4週で迎えた2戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 小雨/重）に出走。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

5月19日、中8週で迎えた3戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

6月24日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

7月15日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着を確保した。

8月4日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

9月15日、中5週で迎えた7戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の甲武特別（阪神芝2200m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

10月18日、中4週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた8戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の家木駿君 5歳誕生日おめでとう（名古屋ダート1400m 小雨/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた9戦目は、一般C22（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた10戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓出した伸び脚を見せたが、伸びてきたスリーアメニティー決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

11月27日、中1週で迎えた11戦目は、一般C20（名古屋ダート800m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で柿原翔騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のマンボブリーズに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月4日、連闘で迎えた12戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で柿原翔騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のラインジェニファーに4馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

12月24日、中2週で迎えた13戦目は、ナゴヤマイル争覇（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で柿原翔騎手（5戦2勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

4歳（2013年）

1月7日、中1週で迎えた14戦目は、一般C6（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で柿原翔騎手（6戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、勝ったスリーアメニティーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

1月16日、連闘で迎えた15戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で柿原翔騎手（7戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のロイヤルメイプルに6馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

1月31日、中1週で迎えた16戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で柿原翔騎手（8戦3勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るコトブキファミリーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

2月8日、連闘で迎えた17戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で柿原翔騎手（9戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のストレートアウェイに2馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

2月22日、中1週で迎えた18戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、沈丁花特別（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず7着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた19戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は柿原翔騎手（10戦5勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るキママレディーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

3月22日、中1週で迎えた20戦目は、なずな特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（11戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

4月5日、中1週で迎えた21戦目は、一般C5（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（12戦6勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のメロンに2馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

4月15日、中0週で迎えた22戦目は、木之前葵騎手を鞍上に迎えて、おおぐま座特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた23戦目は、金光傘寿&温香・郁実就職祝（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は柿原翔騎手（13戦7勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るウィズインサンデイを凄まじい末脚で半馬身差し切って断然人気に応えた。

5月9日、連闘で迎えた24戦目は、フランク三浦カップ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は横井将人騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた25戦目は、穴子賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は柿原翔騎手（14戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るガンバルデュランを上がり1位タイの末脚で半馬身差し切ってファンの期待に応えた。

6月6日、中1週で迎えた26戦目は、一般B4（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（15戦9勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた27戦目は、黒鯛賞（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は木之前葵騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた28戦目は、一般B5（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は柿原翔騎手（16戦9勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた29戦目は、一般B4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（17戦9勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた30戦目は、一般B5（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（18戦9勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

8月21日、中2週で迎えた31戦目は、一般B5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柿原翔騎手（19戦9勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた32戦目は、鰯雲賞（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で柿原翔騎手（20戦9勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた33戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柿原翔騎手（21戦9勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き7着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた34戦目は、アケビ賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で柿原翔騎手（22戦9勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、抜け出したチーティンハートに半馬身届かず2着となった。

10月17日、中1週で迎えた35戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、カケス賞（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた36戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は柿原翔騎手（23戦9勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた37戦目は、冬日和賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（24戦9勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた38戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（25戦9勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

5歳（2014年）

1月5日、中5週で迎えた39戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、ホークス杯（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた40戦目は、銀嶺賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のクリーンヒットに1馬身の差をつけて10勝目を達成した。

2月13日、中3週で迎えた41戦目は、オッズパーク杯（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺博文騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

3月9日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた42戦目は、チューリップ賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺博文騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた43戦目は、若葉賞（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺博文騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた44戦目は、長崎街道常盤橋特選（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺博文騎手（5戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。