ラインジェニファー（2009年生、母スラボンスカ）

ラインジェニファー（2009年3月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋女優ジェニファー・コネリーより」。毛色は芦毛。種牡馬のクロフネ（当時11歳）と交配したスラボンスカが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日高大洋牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方42戦6勝2着6回。主な勝ち鞍は2012年の3歳。

経歴

デビュー前

松永昌博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2012年）

3月10日、デビュー戦は松田大作騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1400m 曇/不良）に出走。馬体重は414kg。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月1日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、森一馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず15着に終わった。

8月10日、中5週で馬体重を前走からさらに15kg増やして迎えた3戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のAKB48宮澤佐江誕生日記念（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のギルデッドフレームをクビ差振り切って初白星を挙げた。

9月6日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

10月4日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

10月18日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で戸部尚実騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

11月1日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた8戦目は、一般C20（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で戸部尚実騎手（5戦1勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず3着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた9戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で戸部尚実騎手（6戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた10戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で戸部尚実騎手（7戦1勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったシルクヴェリタスに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

12月4日、連闘で迎えた11戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で戸部尚実騎手（8戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったアドマイヤマグマに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

12月21日、中1週で迎えた12戦目は、やまだともひろバースデー記念（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で戸部尚実騎手（9戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2013年）

1月4日、中1週で迎えた13戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で戸部尚実騎手（10戦1勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアラディローザを上がり1位タイの末脚でアタマ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

1月16日、中1週で迎えた14戦目は、新天地通賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で戸部尚実騎手（11戦2勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

1月31日、中1週で迎えた15戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で戸部尚実騎手（12戦2勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

2月6日、連闘で迎えた16戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のワイドラブナを3/4馬身振り切って3勝目を掴み取った。

2月22日、中1週で迎えた17戦目は、竹下太騎手を鞍上に迎えて、沈丁花特別（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた18戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るヒルノベーグルを凄まじい末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて4勝目をマークした。

3月22日、中1週で迎えた19戦目は、なずな特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で竹下太騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

4月18日、中3週で迎えた20戦目は、一般C7（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹下太騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

5月9日、中2週で迎えた21戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で竹下太騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で竹下太騎手（5戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のスタミナで最後まで敢闘したが、勝ったサウザーに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

6月12日、中2週で迎えた23戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で竹下太騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

6月21日、連闘で迎えた24戦目は、一般C4（名古屋ダート800m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で竹下太騎手（7戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で竹下太騎手（8戦1勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた26戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（13戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のキママレディーをハナ差振り切って人気に違わぬ実力を証明した。

8月7日、中2週で迎えた27戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、第2戦川中島の戦い（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったドルフィンハートに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

8月23日、中1週で迎えた28戦目は、第4戦長篠の戦い特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は竹下太騎手（9戦1勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

9月11日、中2週で迎えた29戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（10戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、勝ったダイユウザンに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

9月20日、連闘で迎えた30戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、尾花特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

10月4日、中1週で迎えた31戦目は、野牡丹特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた32戦目は、雅樹・彩加結婚記念（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた33戦目は、ふじのくに黄菊特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柿原翔騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた34戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で柿原翔騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったナムラチャチャを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

11月29日、中1週で迎えた35戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、一般B9（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず7着に終わった。

12月6日、連闘で迎えた36戦目は、みんなで来て!第4回中京競馬（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は柿原翔騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

12月26日、中2週で迎えた37戦目は、なずな特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（6戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、最後はマルサンボサツと並んで4着同着となった。

5歳（2014年）

1月4日、連闘で迎えた38戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、千両特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた39戦目は、明日から開催!第1回中京競馬（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は友森翔太郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に終わった。

2月21日、中4週で迎えた40戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

4月18日、中7週で迎えた41戦目は、一般C6（名古屋ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で友森翔太郎騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に終わった。

5月2日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた42戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で友森翔太郎騎手（4戦0勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のデルマヤマンバに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月27日、中7週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた43戦目は、一般C5（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で友森翔太郎騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

7月24日、中3週で迎えた44戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で友森翔太郎騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。