ネオオイスター（1999年生、母ベルモントダイアナ）

ネオオイスター（1999年2月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスキャン（当時11歳）と交配したベルモントダイアナが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ベルモントファーム。戦績は、地方29戦3勝2着4回。2002年の’02ゴールデンステッキ賞で2着に入った他、2001年の平和賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

赤間清松厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2001年）

8月10日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は495kg。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサンキョウモガミに約14馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

10月31日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、2歳戦のサフラン特別（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のサルサクイーンに3馬身の差をつけて2勝目を収める

11月28日、中3週で迎えた3戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、2歳ハンデ地方重賞の鎌倉記念（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月20日、中2週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞の平和賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（2戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

3歳（2002年）

1月10日、中2週で迎えた5戦目は、3歳オープンの’02ゴールデンステッキ賞（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（3戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったアサティスダイオーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

2月21日、中5週で迎えた6戦目は、3歳地方重賞の京浜盃（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（4戦2勝）。15頭立ての4番人気で14番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

3月7日、中1週で迎えた7戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のクロッカス特別（大井ダート1690m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。

9月11日、約6か月半の休養明けで迎えた8戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳ハンデ地方重賞の戸塚記念（川崎ダート2000m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に敗れた。

10月3日、中2週で迎えた9戦目は、オクトーバー特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したフジキングダムを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

11月6日、中4週で迎えた10戦目は、茜浜特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで敢闘したが、タヤスエイトに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

12月4日、中3週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の東京湾カップ（船橋ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

4歳（2003年）

1月21日、中6週で迎えた12戦目は、フレンドリーステッキ特別（船橋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤隆騎手（4戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた13戦目は、ハンデ戦の如月特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤隆騎手（5戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月21日、中5週で迎えた14戦目は、ハンデ戦のマーチ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤隆騎手（6戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた15戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、エイプリル特別（船橋ダート1700m 晴/稍重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた16戦目は、ファンシーレイン特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（7戦0勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

5月20日、中2週で迎えた17戦目は、惜春特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、タヤスエイトに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

5月28日、連闘で迎えた18戦目は、一般B2四（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた19戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般B2四（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

7月10日、中4週で迎えた20戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、レグルス特別（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた21戦目は、ノーザンクロス特別（旭川ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月7日、中1週で迎えた22戦目は、ハンデ戦のアルタイル特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた23戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、プロキオン特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた24戦目は、HOT net特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（3戦0勝）。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のダービーワイルドに2馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

9月17日、中1週で迎えた25戦目は、アドマイヤボス賞（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた26戦目は、日高建設協会特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5歳（2004年）

4月28日、約7か月の休養明けで迎えた27戦目は、ステイゴールド賞（札幌(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（6戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた28戦目は、サニーブライアン賞（札幌(地)ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（7戦1勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた29戦目は、ハンデ戦でオープンの胆振軽種馬農業協同組合特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐冬樹騎手（8戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。