ヘイアンユウボーイ（1983年生、母オールノハナ）
Heian Yu Boy
1983.04.19
ヘイアンユウボーイ（1983年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のホウヨウボーイ（当時8歳）と交配したオールノハナが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ヤナガワ牧場。戦績は、中央平地26戦3勝2着3回、地方41戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は1987年の4歳以上400万下。
経歴
デビュー前
柴田寛厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1986年）
1月26日、デビュー戦は4歳新馬（中京ダート1600m 小雪/良）に出走。馬体重は452kg。鞍上は酒井健二騎手。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったミズホポロロッカに詰め切れず、8馬身差の2着となった。
2月16日、4歳新馬（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井健二騎手。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、モガミロマンに交わされて3馬身差の2着に敗北した。
5月3日、4歳未勝利（東京ダート1700m 小雨/重）に出走。鞍上は大崎昭一騎手。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のミスルンナシローに4馬身の差をつけて勝利を収めた。
5月24日、4歳400万下（東京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。
6月15日、4歳400万下のかきつばた賞（福島芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大崎昭一騎手。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。
7月12日、4歳以上400万下（新潟ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大崎昭一騎手。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。
7月26日、4歳以上400万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は酒井健二騎手。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。
8月9日、4歳以上400万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井健二騎手。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、勝ったメトロレーザーにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。
8月23日、4歳以上400万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井健二騎手。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。
9月7日、4歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井健二騎手。15頭立ての5番人気で大外15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に敗れた。
11月15日、4歳以上400万下（東京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は菅原泰夫騎手。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。
11月29日、4歳以上400万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原泰夫騎手。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦し、4着を確保した。
12月20日、4歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原泰夫騎手。15頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。
4歳（1987年）
1月6日、5歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原泰夫騎手。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。
1月18日、5歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原泰夫騎手。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。
2月15日、5歳以上400万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原泰夫騎手。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のウエスタンオーカンを半馬身振り切って勝利を掴んだ。
8月2日、4歳以上400万下の鳥海山特別（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は大崎昭一騎手。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。
8月30日、4歳以上400万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。
9月20日、4歳以上400万下（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大崎昭一騎手。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。
10月3日、4歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は寺島祐治騎手。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のスズランセイコーに4馬身の差をつけて勝利を掴んだ。
5歳（1988年）
3月20日、5歳以上900万下（東京ダート1400m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で寺島祐治騎手。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず最後はキャピタルシローと並んで6着同着となった。
4月24日、5歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で寺島祐治騎手。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。
5月8日、5歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で寺島祐治騎手。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に敗れた。
5月21日、5歳以上900万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で寺島祐治騎手。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。
6月12日、5歳以上900万下（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で寺島祐治騎手。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。
7月10日、5歳以上900万下の尾瀬特別（福島芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で寺島祐治騎手。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に終わった。
12月31日、一般A1 A2（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は木村芳晃騎手。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
6歳（1989年）
1月16日、新春杯（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は栗林宏騎手。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
2月10日、少林山特別（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は丸山弘之騎手。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
3月7日、一般A1 A2（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は舞木強騎手。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。
3月28日、一般A2 B1（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で舞木強騎手。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。
4月22日、一般A2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。
5月7日、一般A2（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は舞木強騎手。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。
6月2日、一般A2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で舞木強騎手。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
8月16日、一般A2 B1（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は藤村龍也騎手。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
9月14日、一般A2（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は舞木強騎手。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。
10月10日、J・Tチャレンジカップ（高崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。
10月26日、一般A2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。
11月19日、一般A1 A2（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は木村芳晃騎手。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月2日、一般A2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は丸山弘之騎手。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラノチカラから2馬身差の2着となった。
12月14日、一般A2（高崎ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は木村芳晃騎手。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。
7歳（1990年）
1月24日、一般A1 A2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。
2月3日、立春特別（高崎ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は丸山弘之騎手。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
3月7日、一般A1 A2（高崎ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山弘之騎手。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。
3月20日、一般A2 B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山弘之騎手。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
4月12日、一般B1（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山弘之騎手。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。3着を確保した。
5月3日、一般B1（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸山弘之騎手。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったレオテイオーから1馬身半差の2着となった。
6月1日、水無月特別（高崎ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で丸山弘之騎手。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったタケミカイザンから半馬身差の2着となった。
6月14日、一般B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は木村芳晃騎手。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラウンアンサーから1馬身差の2着に敗北した。
7月8日、一般A2 B1（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は丸山弘之騎手。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のバルタザールに7馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。
7月25日、一般A2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山弘之騎手。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
9月19日、一般A2（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山弘之騎手。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に敗れた。
10月17日、一般A2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山弘之騎手。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。
8歳（1991年）
3月29日、一般B1 B2（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で丸山弘之騎手。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。
4月17日、一般B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で丸山弘之騎手。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月1日、一般B1（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で丸山弘之騎手。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。
5月21日、J・Tチャレンジカップ（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は木村芳晃騎手。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。
6月13日、一般B1 B2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は丸山弘之騎手。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7月7日、一般B1（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山弘之騎手。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。
7月26日、一般B1（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山弘之騎手。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。
8月13日、一般B1（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で丸山弘之騎手。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。3着を確保した。
9月17日、一般B1（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で丸山弘之騎手。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に敗れた。
10月27日、一般A B1（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で丸山弘之騎手。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
11月14日、一般A B1（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で丸山弘之騎手。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。
12月19日、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で丸山弘之騎手。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9歳（1992年）
1月3日、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は野口眞一騎手。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。
1月17日、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は丸山弘之騎手。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。