コスモフィオラ（2006年生、母シダメルヘン）

コスモフィオラ（2006年2月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋花畑（伊）」。毛色は鹿毛。種牡馬のヘクタープロテクター（当時18歳）と交配したシダメルヘンが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は泊寿幸。戦績は、中央平地3戦0勝、地方21戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2009年の一般C2十二。

経歴

デビュー前

1歳のとき、目名共同トレーニングセンターから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、コスモヴューファームによって210万円で落札された。

松永康利厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

10月25日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

3歳（2009年）

7月5日、約8か月の休養明けで迎えた3戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。15頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

8月29日、中7週で迎えた4戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C2十八（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

9月12日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2十八（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したバトルモアを捕まえ切れず、6馬身差の2着に敗北した。

9月20日、連闘で迎えた6戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のバイモに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月5日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた8戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は菅原勲騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

11月9日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

11月30日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（3戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

12月7日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

12月28日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたメガプロテクター決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

4歳（2010年）

1月10日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（5戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したドクターケイを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

3月22日、中9週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた17戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

4月3日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（6戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

4月10日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（7戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたコウギョウロード決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

5月2日、連闘で迎えた21戦目は、葛巻高原鯉のぼりまつりレース（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2九（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（8戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた23戦目は、フランス料理モン・フレーブ杯（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

6月12日、中1週で迎えた24戦目は、菊地康朗騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。