マルカムサシ（1998年生、母マルカカルメン）
Maruka Musashi
1998.02.28
マルカムサシ（1998年2月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシアトルダンサーⅡ（当時14歳）と交配したマルカカルメンが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は川上 悦夫。戦績は、中央平地7戦0勝、地方6戦2勝。主な勝ち鞍は2001年の一般C9。
経歴
デビュー前
瀬戸口勉厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2000年）
11月11日、デビュー戦は吉田稔騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は486kg。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。
3歳（2001年）
6月17日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。
6月30日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。
7月22日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、C.マンス騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。
7月29日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、5着に終わった。
8月11日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（3戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。
9月1日、中2週で迎えた7戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に敗れた。
10月22日、中6週で迎えた8戦目は、田中浩晃騎手を鞍上に迎えて、一般C13（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のヒルノパレスをアタマ差制して待望の初勝利を挙げた。
11月15日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中浩晃騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月30日、中1週で迎えた10戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のタガノユウマに半馬身の差をつけて2勝目をマークした。
12月25日、中3週で迎えた11戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は田中浩晃騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。
4歳（2002年）
2月7日、中5週で迎えた12戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中浩晃騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に敗れた。
3月7日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた13戦目は、平圭洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C6（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。