エニーデイ（2007年生、母ゴールドデイ）

エニーデイ（2007年2月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「どんな条件でも。母名より連想」。毛色は青毛。種牡馬のArch（当時12歳）と交配したゴールドデイが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は賀張三浦牧場。戦績は、中央平地5戦0勝2着1回、地方28戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は2012年の一般C2五六。

経歴

デビュー前

当歳のとき、オリオンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

牧光二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

8月29日、デビュー戦は大庭和弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は406kg。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ハシルヨミテテに半馬身交わされて2着となった。

9月13日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。11着に敗れた。

10月11日、中3週で迎えた3戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

3歳（2010年）

7月24日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず16着に終わった。

9月4日、中5週で迎えた5戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

12月24日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、一般C2（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

4歳（2011年）

1月26日、中4週で迎えた7戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八九（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

2月9日、中1週で迎えた8戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八九（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2八九十（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

6月1日、約3か月の休養明けで迎えた10戦目は、一般C2九十（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のセッテステラに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月14日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2四五（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、抜け出したヴィクトワールを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

7月5日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2五六七（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って8着に敗れた。

7月26日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2五六（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、勝ったプンジャガハティにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

8月18日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るファンタストウィンを強烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

9月1日、中1週で迎えた15戦目は、フェニックス特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（5戦2勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

10月3日、中4週で迎えた16戦目は、雪ノ下特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（6戦2勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

11月7日、中4週で迎えた17戦目は、日高特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（7戦2勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったセントローレンスに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

12月13日、中4週で迎えた18戦目は、一般C1五六（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（8戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したサンデーゴールドにアタマ差届かず2着に惜敗した。

5歳（2012年）

1月1日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で今野忠成騎手（9戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るシゲルヤクインを凄まじい末脚で3/4馬身差し切って3勝目をつかんだ。

1月23日、中2週で迎えた20戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三四（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入った。

2月8日、中1週で迎えた21戦目は、二和特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

3月13日、中4週で迎えた22戦目は、三咲特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

4月9日、中3週で迎えた23戦目は、花まつり特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に敗れた。

7月26日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた24戦目は、牝馬限定戦の湘南江の島海の女王杯（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で杉村一樹騎手（4戦0勝）。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

8月22日、中3週で迎えた25戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で杉村一樹騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて8着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2三四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で杉村一樹騎手（6戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

9月25日、中2週で迎えた27戦目は、B.C.WHITTLEメモリアルレース（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で杉村一樹騎手（7戦0勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったレッドハートに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

12月3日、中9週で迎えた28戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、一般C2一二（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚が止まってしまい12着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2三四五（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

6歳（2013年）

1月4日、中2週で迎えた30戦目は、一般C2十一十二十三（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は勢いを失って11着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2九十（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。

2月1日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2十五十六十七（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（8戦0勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

3月1日、中3週で迎えた33戦目は、一般C2十一十二十三（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（9戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。