トライアム（1991年生、母トサノダイドウ）
Trium
1991.05.20
トライアム（1991年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のガマエルシド（当時12歳）と交配したトサノダイドウが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は八木 明広。戦績は、中央平地12戦2勝2着2回、地方39戦4勝2着7回。1993年の福島アラブ3歳ステークス(アラ系3歳オープン)で3着に入った他、1993年のアラブ3歳ステークス(アラ系3歳オープン)で3着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
宗像義忠厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1993年）
6月27日、デビュー戦は亀山泰延騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は438kg。5頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るキバノグリーンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は9馬身の差をつけて未勝利戦を制した。
8月29日、中8週で迎えた2戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのアラブ3歳ステークス（新潟芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
9月18日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系3歳オープン（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったアテンションブルーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗れた。
10月3日、中1週で迎えた4戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳400万下のアラブ3歳特別（福島ダート1000m 曇/良）に出走。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るブンブクヒリュウを上がり1位の末脚でクビ差だけ差し切ってファンの支持に応えた。
10月16日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンの福島アラブ3歳ステークス（福島芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦1勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。
3歳（1994年）
5月14日、約7か月の休み明けで迎えた6戦目は、アラ系4歳以上オープン（新潟ダート1700m 晴/良）に54kgの斤量を背負って出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で小林淳一騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。
6月11日、中3週で迎えた7戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上オープン（札幌ダート1700m 晴/良）に55kgの斤量を背負って出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に終わった。
6月25日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系4歳以上オープン（札幌ダート1000m 晴/良）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。
7月23日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、重賞のタマツバキ記念（札幌芝2000m 晴/良）に55kgの斤量を背負って出走。重賞競走への出走は初となった。15頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に終わった。
8月6日、中1週で迎えた10戦目は、藤井正輝騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上オープン（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったサンキンホマレに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。
8月20日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系4歳以上オープン（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤井正輝騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。
9月3日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系4歳以上オープン（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤井正輝騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず5着に終わった。
4歳（1995年）
1月1日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた13戦目は、坂口重政騎手を鞍上に迎えて、ハッピーサンライズ特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。
1月11日、中0週で迎えた14戦目は、福寿草特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂口重政騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のワカタケマジックに1馬身の差をつけて3勝目を収める
1月25日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系一般B2イ（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂口重政騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のワカタケマジックに2馬身の差をつけて優勝
2月9日、中1週で迎えた16戦目は、高千穂特別（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で坂口重政騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサンディサドラーに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
3月9日、中3週で迎えた17戦目は、白鷺特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂口重政騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったホーエイホーマから半馬身差の2着に敗北した。
4月7日、中3週で迎えた18戦目は、アラブチャンピオン賞（笠松ダート1900m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で坂口重政騎手（5戦3勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
4月30日、中2週で迎えた19戦目は、花吹雪争覇（笠松ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で坂口重政騎手（6戦3勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカウイングから3馬身差の2着となった。
6月9日、中5週で迎えた20戦目は、東海グローリ（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で坂口重政騎手（7戦3勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。
11月7日、約5か月の休養明けで迎えた21戦目は、下呂特別（笠松ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は9戦連続で坂口重政騎手（8戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったサルタシーザーから2馬身半差の2着に敗北した。
11月24日、中1週で迎えた22戦目は、白山特別（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で坂口重政騎手（9戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。
12月14日、中2週で迎えた23戦目は、流葉特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で坂口重政騎手（10戦3勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
12月31日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系一般A2 B1（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で坂口重政騎手（11戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5歳（1996年）
1月12日、中1週で迎えた25戦目は、北浦充騎手を鞍上に迎えて、若竹特別（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のツルギダイヤをハナ差制して6勝目を手に入れた。
1月26日、中1週で迎えた26戦目は、カトレア特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北浦充騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
2月26日、中3週で迎えた27戦目は、桃花特別（笠松ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は坂口重政騎手（12戦3勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
3月11日、中1週で迎えた28戦目は、白鷺特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂口重政騎手（13戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったハマノパンサーから2馬身差の2着に敗北した。
4月9日、中3週で迎えた29戦目は、スポニチ杯（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は北浦充騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に敗れた。
4月29日、中2週で迎えた30戦目は、花吹雪争覇（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北浦充騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
6月24日、中7週で迎えた31戦目は、加藤一成騎手を鞍上に迎えて、紅ばら短距離特別（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
7月18日、中2週で迎えた32戦目は、御岳特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤一成騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったロビンフッドから1馬身半差の2着となった。
9月1日、中5週で迎えた33戦目は、アラ系一般A2 B1（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤一成騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
9月13日、中1週で迎えた34戦目は、萩特別（笠松ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤一成騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。
10月6日、中2週で迎えた35戦目は、東海グローリ（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤一成騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。
10月25日、中2週で迎えた36戦目は、東海グローリ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤一成騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
11月25日、中3週で迎えた37戦目は、古太尽特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で加藤一成騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。
12月31日、中4週で迎えた38戦目は、アラ系一般A12 B1（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で加藤一成騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。
6歳（1997年）
1月13日、中1週で迎えた39戦目は、若竹特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で加藤一成騎手（8戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
1月27日、中1週で迎えた40戦目は、カトレア特別（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で加藤一成騎手（9戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
3月12日、中5週で迎えた41戦目は、白鷺特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で加藤一成騎手（10戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
4月8日、中3週で迎えた42戦目は、スポニチ杯（笠松ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で加藤一成騎手（11戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったカイソクブルショワからハナ差の2着となった。
4月28日、中2週で迎えた43戦目は、れんげ特別（笠松ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は13戦連続で加藤一成騎手（12戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月20日、中2週で迎えた44戦目は、アラ系一般A2 B1-2（笠松ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は坂口重政騎手（14戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
6月5日、中1週で迎えた45戦目は、飛騨川特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口重政騎手（15戦3勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアスターグランディから半馬身差の2着となった。
6月22日、中1週で迎えた46戦目は、紅ばら短距離特別（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂口重政騎手（16戦3勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。
7月16日、中2週で迎えた47戦目は、東海グローリ（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は北浦充騎手（4戦1勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
12月15日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた48戦目は、アラ系一般B2 C1（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は加藤一成騎手（13戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。
12月30日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた49戦目は、さざんか特別（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は北浦充騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
7歳（1998年）
1月12日、中1週で迎えた50戦目は、福寿草特別（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は加藤一成騎手（14戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
1月26日、中1週で迎えた51戦目は、水仙特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤一成騎手（15戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。