タスクフォース（1993年生、母アランブラ）

タスクフォース（1993年2月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のバイアモン（当時11歳）と交配したアランブラが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地11戦0勝2着2回、地方22戦7勝2着3回。主な勝ち鞍は1997年のメイカップ(C2)。

経歴

デビュー前

鈴木勝美厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1996年）

2月4日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は538kg。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた2戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（東京ダート1600m 雪/良）に出走。15頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では弾けるように疾駆したが、勝ったタイキインパルスに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

3月9日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた4戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

4月21日、中3週で迎えた5戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5月19日、中3週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、伸びてきたゲンパチスイジン決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

6月8日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

11月10日、約5か月の休み明けで迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は土谷智紀騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた9戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は土谷智紀騎手（2戦0勝）。15頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

12月14日、連闘で迎えた11戦目は、4歳以上500万下の濃尾特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土谷智紀騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。

4歳（1997年）

4月12日、約4か月の休み明けで迎えた12戦目は、畠山信一騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のチヨノグッドスキーに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月20日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で畠山信一騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のヒロイモーションに半馬身の差をつけて勝利をモノにする

5月3日、中1週で迎えた14戦目は、メイカップ（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で畠山信一騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のアサクサジパングに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月18日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた15戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で畠山信一騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアーテイイチバンに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月7日、中2週で迎えた16戦目は、一般B（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で畠山信一騎手（4戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウホクダンチヒから1馬身差の2着に敗北した。

6月22日、中1週で迎えた17戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般B（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のトップトパーズに2馬身の差をつけて5勝目をマークした。

7月7日、中1週で迎えた18戦目は、一般B（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のピアノレッスンに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月19日、中1週で迎えた19戦目は、室根特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のピアノレッスンに1馬身半の差をつけて7勝目をゲットした。

8月3日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた20戦目は、一般B（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったイタリアンドリームから2馬身差の2着に敗北した。

9月1日、中3週で迎えた21戦目は、一般B（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林俊彦騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた22戦目は、ながつき賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は畠山信一騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月11日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた23戦目は、市村誠騎手を鞍上に迎えて、B3四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。12着に敗れた。

12月31日、中2週で迎えた24戦目は、B3三（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で市村誠騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。4着を確保した。

5歳（1998年）

1月22日、中2週で迎えた25戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、駒形特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で急追したが、勝ったトキノハクオーに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

2月6日、中1週で迎えた26戦目は、一般B3三（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は市村誠騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

3月11日、中4週で迎えた27戦目は、一般B3三（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で市村誠騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

3月31日、中2週で迎えた28戦目は、春風賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は鷹見浩騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味光る末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた29戦目は、アルタイル賞（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。

6歳（1999年）

4月18日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた30戦目は、宮﨑謙一騎手を鞍上に迎えて、ダイヤモンド特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた31戦目は、一般A3（上山ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮﨑謙一騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた32戦目は、エメラルド特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮﨑謙一騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた33戦目は、三浦誠騎手を鞍上に迎えて、エメラルド特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。