メイショウタンヅツ（2014年生、母ペガサスゴールド）

メイショウタンヅツ（2014年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋短砲」。毛色は鹿毛。種牡馬のメイショウボーラー（当時13歳）と交配したペガサスゴールドが15歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は丸幸小林牧場。2019年の京都ハイジャンプ(JG2)で3着に入った他、2019年の小倉サマージャンプ(JG3)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、丸幸小林牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、松本好雄によって1,080万円で落札された。

藤沢則雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

10月2日、デビュー戦は酒井学騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は454kg。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

11月6日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井学騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で酒井学騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた5戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で森裕太朗騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では切れ味光る末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

3歳（2017年）

5月7日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都ダート1900m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は森裕太朗騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

6月18日、中3週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で森裕太朗騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた10戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小崎綾也騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（札幌ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小崎綾也騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小崎綾也騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

4歳（2018年）

2月25日、約6か月半の休養明けで迎えた14戦目は、佐久間寛志騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月8日、約4か月半の休み明けで迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐久間寛志騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

8月5日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐久間寛志騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったラヴアンドポップから半馬身差の2着となった。

8月26日、中2週で迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐久間寛志騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったハルキストンからクビ差の2着に惜敗した。

9月23日、中3週で迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で佐久間寛志騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマニンシルフから8馬身差の2着に敗北した。

5歳（2019年）

1月14日、約4か月の休養明けで迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で佐久間寛志騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったリリーシューターから1馬身差の2着に敗北した。

2月9日、中3週で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は7戦連続で佐久間寛志騎手（6戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月3日、中2週で迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。鞍上は8戦連続で佐久間寛志騎手（7戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。最後は、勝ったシゲルサツマイモから1馬身1/4差の2着に敗北した。

3月31日、中3週で迎えた22戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は9戦連続で佐久間寛志騎手（8戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、2着のナリノレーヴドールに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月11日、中5週で迎えた23戦目は、J・G2の京都ハイジャンプ（京都障害芝3930m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は10戦連続で佐久間寛志騎手（9戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月27日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg減らして迎えた24戦目は、J・G3の小倉サマージャンプ（小倉障害芝3390m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で佐久間寛志騎手（10戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。3着に入った。

11月30日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から22kg戻して迎えた25戦目は、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3570m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で佐久間寛志騎手（11戦1勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6歳（2020年）

4月4日、約4か月の休み明けで馬体重を前走からさらに18kg増やして迎えた26戦目は、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3140m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で佐久間寛志騎手（12戦1勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月2日、中3週で迎えた27戦目は、障害4歳以上オープン（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で佐久間寛志騎手（13戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月14日、中5週で迎えた28戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝3110m 曇/不良）に出走。鞍上は15戦連続で佐久間寛志騎手（14戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったブレイクスピアーから約35馬身差の2着となった。