エイシンチャクエク（2010年生、母アルカイックレディ）

エイシンチャクエク（2010年2月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋古代マヤ語の金星より」。毛色は栗毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時11歳）と交配したアルカイックレディが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）梅田牧場。戦績は、地方39戦6勝2着8回。主な勝ち鞍は2013年の3歳以上C4-7。

経歴

デビュー前

田中淳司厩舎（北海道）へ入厩。

3歳（2013年）

10月23日、デビュー戦は岩橋勇二騎手を鞍上に据えて、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は500kg。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は一杯になって5着に敗れた。

10月29日、連闘で迎えた2戦目は、3歳以上C4-7（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリリーゴーゴーに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月12日、中1週で迎えた3戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

12月11日、中3週で迎えた4戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C24（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のエーブドラゴンマンに1馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

12月30日、中2週で迎えた5戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、年末特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

4歳（2014年）

1月23日、中2週で迎えた6戦目は、一般C21（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、ストロングホールドに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

3月5日、中5週で迎えた7戦目は、小山信行騎手を鞍上に迎えて、一般C17（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた8戦目は、僕らの卒業記念（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で小山信行騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったオープンスタンスにねじ伏せられて6馬身差の2着に敗北した。

4月1日、中1週で迎えた9戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小山信行騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったグロスヴァーグに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

4月16日、中1週で迎えた10戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小山信行騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るクリアプロフィットを豪快な末脚でアタマ差だけ差し切って3勝目をマークした。

4月29日、中1週で迎えた11戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で小山信行騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた12戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小山信行騎手（5戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のゴットファザーに2馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

5月23日、中1週で迎えた13戦目は、しらゆり特別（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小山信行騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、勝ったコハクフェアリーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

6月5日、中1週で迎えた14戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で小山信行騎手（7戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓出した伸び脚で驀進したが、伸びてきたイナズマデーア決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

6月12日、連闘で迎えた15戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で小山信行騎手（8戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた16戦目は、くちなし特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で小山信行騎手（9戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた17戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で小山信行騎手（10戦2勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、メネフネに3/4馬身交わされて2着となった。

7月25日、中1週で迎えた18戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で小山信行騎手（11戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた19戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で小山信行騎手（12戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったジェットソングに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

8月20日、中1週で迎えた20戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

9月18日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた21戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小山信行騎手（13戦2勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は減速してしまい6着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた22戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小山信行騎手（14戦2勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

10月9日、連闘で迎えた23戦目は、アキアカネ賞（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で小山信行騎手（15戦2勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、スリーネルソンに交わされて4馬身差の2着となった。

10月23日、中1週で迎えた24戦目は、黄菊特別（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小山信行騎手（16戦2勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C6（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小山信行騎手（17戦2勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた26戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で小山信行騎手（18戦2勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた27戦目は、八木直也騎手を鞍上に迎えて、正人さん・今年はやったね記念杯（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

12月23日、中2週で迎えた28戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で八木直也騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のシュンメガミに2馬身の差をつけて5勝目を掴み取った。

5歳（2015年）

1月6日、中1週で迎えた29戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で八木直也騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

1月16日、中0週で迎えた30戦目は、宮地俊蔵誕生日記念（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で八木直也騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた31戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で八木直也騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のブルーウィステリアをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

2月13日、中1週で迎えた32戦目は、春蘭特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で八木直也騎手（5戦2勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

2月27日、中1週で迎えた33戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で八木直也騎手（6戦2勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた34戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で八木直也騎手（7戦2勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月31日、中2週で迎えた35戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で八木直也騎手（8戦2勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

4月10日、中0週で迎えた36戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で八木直也騎手（9戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた37戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で八木直也騎手（10戦2勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

5月8日、中1週で迎えた38戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で八木直也騎手（11戦2勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

6月25日、中6週で迎えた39戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で八木直也騎手（12戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。