パンサーオーカン（1991年生、母ロイヤルシャレード）

パンサーオーカン（1991年5月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフェートメーカー（当時19歳）と交配したロイヤルシャレードが12歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は伊藤常義。戦績は、中央平地2戦1勝、地方11戦9勝2着2回。主な勝ち鞍は1995年の5歳以上900万下。

経歴

デビュー前

池田寛厩舎（笠松）へ入厩。

3歳（1994年）

2月11日、デビュー戦は松原義夫騎手を鞍上に据えて、4歳（笠松ダート800m 晴/稍重）に出走。馬体重は488kg。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のワイズプロジェクトに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月13日、中3週で迎えた2戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松原義夫騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のリアルトップに6馬身の差をつけて2勝目を収める

4月5日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松原義夫騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のチェリーラングーンに5馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

4月25日、中2週で迎えた4戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松原義夫騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイノトップレディから2馬身差の2着に敗北した。

5月18日、中2週で迎えた5戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松原義夫騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のライデンカップに1馬身半の差をつけて4勝目を獲得した。

6月2日、中1週で迎えた6戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松原義夫騎手（5戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のベッスルシルビアに1馬身の差をつけて5勝目を掴み取った。

12月28日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のタイプマックスに2馬身の差をつけて久方ぶりの実戦を物にした。

4歳（1995年）

1月11日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は松原義夫騎手（6戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のテイオーライデンをクビ差制して破竹の4連勝を決めた。

2月5日、中3週で迎えた9戦目は、きさらぎ特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松原義夫騎手（7戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のベッスルキングをクビ差制して怒涛の5連勝を決めた。

2月19日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松原義夫騎手（8戦7勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のテイオーライデンに6馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

4月2日、中5週で迎えた11戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のハセノライジンに1馬身1/4の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

4月29日、中3週で迎えた12戦目は、高瀬川ステークス（京都ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。最後は勢いを失って14着に敗れた。

5歳（1996年）

4月29日、約12か月の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた13戦目は、ふじの花特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は大塚研司騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタイセタテヤマから1馬身半差の2着に敗北した。