ウツミランカスター（2004年生、母グレートリリー）

ウツミランカスター（2004年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のカコイーシーズ（当時18歳）と交配したグレートリリーが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡穂別町、生産者は大頭忠典。戦績は、地方70戦10勝2着13回。2011年のスパーキングサマーカップ(A1以下 S3)で2着に入った他、2011年のゆりかもめオープン(ハンデ)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

村上佐重喜厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2006年）

9月9日、デビュー戦は小林俊彦騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（水沢ダート850m 曇/良）に出走。馬体重は474kg。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

10月2日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したカネショウエリートを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

10月15日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

10月29日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦の黄菊賞（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のホープフル（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で小林俊彦騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた6戦目は、2歳B1（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で小林俊彦騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、コスモビシャモンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月9日、中1週で迎えた7戦目は、2歳A2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で小林俊彦騎手（6戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

3歳（2007年）

1月9日、中3週で迎えた8戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

2月6日、中3週で迎えた9戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

3月6日、中3週で迎えた10戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したジルディーディーを差し切れず、3馬身差の2着となった。

3月27日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るハネダマーチを豪脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月9日、中1週で迎えた12戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の山桜特別（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（浦和ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

5月14日、中2週で迎えた14戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のエメラルドフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

6月7日、中2週で迎えた15戦目は、3歳戦の若竹賞（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、ケンチャナにクビ差交わされて2着となった。

6月25日、中2週で迎えた16戦目は、3歳戦のユスラウメ特別（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では卓出した伸び脚で驀進したが、伸びてきたコラソンフェルテ決め手に屈して半馬身差の2着となった。

8月1日、中2週で迎えた18戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、アメリカンアンバサダーカップ（大井ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが続かず、5着に終わった。

8月21日、中2週で迎えた19戦目は、スターペリドット特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

12月3日、約3か月半の休養明けで迎えた20戦目は、一般C1 C2（船橋ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた21戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、一般C1三四（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

4歳（2008年）

1月9日、中2週で迎えた22戦目は、一般C1三アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、エッチケイタイガーにハナ差交わされて2着となった。

1月22日、中1週で迎えた23戦目は、初春特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のカネショウパパに2馬身の差をつけて2勝目を収める

2月12日、中2週で迎えた24戦目は、菜の花特別（浦和ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた25戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、一般B3三（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

4月2日、中3週で迎えた26戦目は、一般B3二（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は坂井英光騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4月22日、中2週で迎えた27戦目は、緑風賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったイーグルショウに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

5月11日、中2週で迎えた28戦目は、アストレイア賞（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（6戦0勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、抜け出したカイジンシーズに3/4馬身届かず2着となった。

6月11日、中3週で迎えた29戦目は、ハンデ戦の青柳特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（7戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、勝ったヒデサンジュニアに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

7月10日、中3週で迎えた30戦目は、アルタイル賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（8戦0勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

8月1日、中2週で迎えた31戦目は、ショウタイム賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（9戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪脚を爆発させて、最後は2着のビッグボスをクビ差振り切って制した。

9月3日、中4週で迎えた32戦目は、仲秋賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったブルーホークに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

9月26日、中2週で迎えた33戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、長月特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のロイヤルクリークに7馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月30日、中4週で迎えた34戦目は、ガンマ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（4戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

11月21日、中2週で迎えた35戦目は、三里塚特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（10戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では長く末脚を持続させてすんなりと抜け出し、最後は2着のシゲフジオペラに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月12日、中2週で迎えた36戦目は、一陽特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（11戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では息長く末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のユウコウエースを半馬身振り切って6勝目を挙げた。

5歳（2009年）

1月8日、中3週で迎えた37戦目は、千葉テレビ放送盃（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（12戦3勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、3着に入った。

4月2日、約3か月の間隔を開けて迎えた38戦目は、スプリングスタートマイル（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（13戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の心肺能力で最後まで踏ん張ったが、ナムラクックにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月30日、中3週で迎えた39戦目は、ハンデ戦の卯月賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井英光騎手（14戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のヤクモキャットを3/4馬身振り切って7勝目を挙げた。

5月29日、中3週で迎えた40戦目は、ハンデ戦の緑風賞（浦和ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で坂井英光騎手（15戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るイチモンジを次元の違う末脚で半馬身差し切って8勝目を挙げた。

7月1日、中4週で迎えた41戦目は、S3のゴールドカップ（浦和ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で坂井英光騎手（16戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

7月29日、中3週で迎えた42戦目は、’09 スパーキングサマーチャレンジ（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で坂井英光騎手（17戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

11月19日、約4か月の休養明けで迎えた43戦目は、習志野きらっと特別（船橋ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で坂井英光騎手（18戦5勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮し、3着に入った。

12月10日、中2週で迎えた44戦目は、アクアライン特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で坂井英光騎手（19戦5勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6歳（2010年）

1月14日、中4週で迎えた45戦目は、千葉テレビ放送盃（船橋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で坂井英光騎手（20戦5勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

2月17日、中4週で迎えた46戦目は、S3の報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は12戦連続で坂井英光騎手（21戦5勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた47戦目は、オフト新潟賞（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で坂井英光騎手（22戦5勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

4月1日、中3週で迎えた48戦目は、ハンデ戦の卯月特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で坂井英光騎手（23戦5勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

4月22日、中2週で迎えた49戦目は、’10ブリリアントカップ（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（5戦0勝）。15頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた50戦目は、皐月盃（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（24戦5勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、4着を確保した。

5月19日、中1週で迎えた51戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、S2の大井記念（大井ダート2600m 雨/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。

6月10日、中2週で迎えた52戦目は、短夜特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（25戦5勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。

7月6日、中3週で迎えた53戦目は、’10 スパーキングサマーチャレンジ（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（26戦5勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

8月19日、中5週で迎えた54戦目は、ハンデ戦の葉月特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（27戦5勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったルクレルクにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

9月9日、中2週で迎えた55戦目は、ハンデ戦の長月特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（28戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のグランドバイオに1馬身半の差をつけて9勝目をマークした。

9月30日、中2週で迎えた56戦目は、ハンデ戦の古都オータムハンデ（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井英光騎手（29戦6勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るシャインウェーヴを強烈な末脚で3/4馬身差し切って10勝目を達成した。

11月9日、中5週で迎えた57戦目は、’10ムーンライトカップ（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（1戦1勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

12月8日、中3週で迎えた58戦目は、総の国オープン（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は坂井英光騎手（30戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく11着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた59戦目は、S3のオーバルスプリント（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

7歳（2011年）

1月20日、中3週で迎えた60戦目は、ハンデ戦の千葉テレビ放送盃（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（31戦7勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。

5月4日、約3か月半の休み明けで迎えた61戦目は、ハンデ戦の皐月盃（船橋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（3戦1勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた62戦目は、ハンデ戦の皐月特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（32戦7勝）。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

6月10日、中2週で迎えた63戦目は、ハンデ戦でオープンの武蔵野オープン（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（33戦7勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。

7月14日、中4週で迎えた64戦目は、ハンデ戦でオープンのゆりかもめオープン（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（34戦7勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

8月19日、中4週で迎えた65戦目は、S3のスパーキングサマーカップ（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（35戦7勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したベルモントルパンにアタマ差届かず2着となった。

10月13日、中7週で迎えた66戦目は、’11ムーンライトカップ（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

8歳（2012年）

3月29日、約5か月半の休み明けで迎えた67戦目は、ハンデ戦でオープンの隅田川オープン（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（36戦7勝）。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた68戦目は、’12ブリリアントカップ（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（37戦7勝）。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

5月16日、中3週で迎えた69戦目は、S3の川崎マイラーズ（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（38戦7勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

6月20日、中4週で迎えた70戦目は、S3のグランドマイラーズ（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（39戦7勝）。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。