エッチケイタイガー（2002年生、母エンペリーローレス）

エッチケイタイガー（2002年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のローゼンカバリー（当時9歳）と交配したエンペリーローレスが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は庫富上山牧場。戦績は、地方48戦10勝2着9回。主な勝ち鞍は2008年のヴィクトリーチャレンジ(一般B3 C1)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、庫富上山牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、岩手県馬主会によって262.5万円で落札された。

千葉博厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2004年）

8月29日、デビュー戦は板垣吉則騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（水沢ダート850m 曇/良）に出走。馬体重は502kg。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月18日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で板垣吉則騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月21日、中4週で迎えた5戦目は、2歳C2（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で板垣吉則騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のエムジェイワンに半馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月31日、中5週で迎えた6戦目は、2歳C1（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で板垣吉則騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（2005年）

1月8日、連闘で迎えた7戦目は、3歳B2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で板垣吉則騎手（6戦1勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のパラダイスウイナーに半馬身の差をつけて2勝目を手にした。

4月2日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、3歳B1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で板垣吉則騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

4月16日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で板垣吉則騎手（8戦2勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた10戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた11戦目は、3歳B2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るラルムールを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて3勝目をマークした。

5月30日、中1週で迎えた12戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るショーグネイトを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて制した。

6月26日、中3週で迎えた13戦目は、3歳戦のサマーカップ（水沢ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（9戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヤマトスピリットを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

7月10日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、3歳戦のミルキーウェイカップ（盛岡ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（10戦2勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るボナンザーオペラを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて5勝目をマークした。

8月7日、中3週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞の不来方賞（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（11戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。

9月4日、中3週で迎えた16戦目は、3歳A1（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で板垣吉則騎手（12戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたバンミラクル決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

9月19日、中1週で迎えた17戦目は、3歳G1のダービーグランプリ（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で板垣吉則騎手（13戦3勝）。12頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

10月23日、中4週で迎えた18戦目は、3歳地方重賞のウイナーカップ（盛岡芝1600m 小雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で板垣吉則騎手（14戦3勝）。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず10着に終わった。

10月31日、連闘で迎えた19戦目は、一般B1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で板垣吉則騎手（15戦3勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

11月26日、中3週で迎えた20戦目は、錦秋湖特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で板垣吉則騎手（16戦3勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた21戦目は、賞金ハンデレース（水沢ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で板垣吉則騎手（17戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したタケデンノエガオを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

4歳（2006年）

2月13日、中8週で迎えた22戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、一般C2一アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、5着に終わった。

3月13日、中3週で迎えた23戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、早春特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったホウザンフクキタルに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

7月26日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg減らして迎えた24戦目は、盛夏特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた25戦目は、サードニクス特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

9月19日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた26戦目は、一般C2一アイ（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

10月10日、中2週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた27戦目は、一般C2二三（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた28戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、上冬特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた29戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、小春日特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

5歳（2007年）

3月8日、約3か月半の休み明けで迎えた30戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C2三アイ（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したギブリーを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

4月4日、中3週で迎えた31戦目は、一般C2三アイ（船橋ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るノーストーチを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

4月24日、中2週で迎えた32戦目は、一般C2三（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったソウシュウペガサスに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月30日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のアルカビールに3馬身の差をつけて7勝目を挙げた。

5月21日、中2週で迎えた34戦目は、一般C1六七（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のブライダルサンデーを半馬身振り切って8勝目をマークした。

6月15日、中3週で迎えた35戦目は、ハンデ戦の一般C1 C2（船橋ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったカネショウサンデーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月11日、中3週で迎えた36戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた37戦目は、一般C1二アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で石崎隆之騎手（7戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったベルモントオメガに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

8月12日、中1週で迎えた38戦目は、みずへび座特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で石崎隆之騎手（8戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月20日、連闘で迎えた39戦目は、一般C1二アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で石崎隆之騎手（9戦3勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

9月27日、中4週で迎えた40戦目は、鶺鴒特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で石崎隆之騎手（10戦3勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

11月16日、中6週で迎えた41戦目は、イーバンク銀行IN船橋賞（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で石崎隆之騎手（11戦3勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に敗れた。

12月7日、中2週で迎えた42戦目は、一陽特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で石崎隆之騎手（12戦3勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は勢いを失って10着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた43戦目は、シンフォニー賞（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で石崎隆之騎手（13戦3勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ゴールデンスラムにクビ差交わされて2着となった。

6歳（2008年）

1月9日、中2週で迎えた44戦目は、一般C1三アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で石崎隆之騎手（14戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るウツミランカスターを次元の違う末脚でハナ差だけ差し切って9勝目をマークした。

1月29日、中2週で迎えた45戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、ヴィクトリーチャレンジ（川崎ダート2100m 雨/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るミヤビツヨシオーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて制した。

3月3日、中4週で迎えた46戦目は、フレンドリーレイン特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（15戦4勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

7歳（2009年）

2月6日、約11か月半の休養明けで迎えた47戦目は、林幻騎手を鞍上に迎えて、風来特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。6頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ3着に敗れた。

2月27日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた48戦目は、一般B3三（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で林幻騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。