ドライヴシャフト（2012年生、母ノブレスオブリッジ）

ドライヴシャフト（2012年5月11日）は、日本の競走馬。毛色は栗毛。種牡馬のトワイニング（当時21歳）と交配したノブレスオブリッジが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、地方35戦5勝2着4回。2015年の東京湾カップ(S3)に勝利した他、2014年のウィナーズチャレンジ8を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

堂山芳則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2014年）

7月31日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、伸びてきたアードモア決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

8月28日、中3週で迎えた2戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るオーベルジーヌを3/4馬身差し切って未勝利勝ちを決めた。

10月1日、中4週で迎えた3戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ8（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るコールサインゼロを豪快な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて優勝

10月29日、中3週で迎えた4戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、2歳S3の平和賞（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

3歳（2015年）

2月27日、約4か月の休み明けで迎えた5戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の君子蘭特別（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のレーザーを半馬身振り切って休み明け初戦を制した。

4月1日、中4週で迎えた6戦目は、3歳S3のクラウンカップ（川崎ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

4月22日、中2週で迎えた7戦目は、3歳S1の羽田盃（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って13着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた8戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳S3の東京湾カップ（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のミッドストラーダを3/4馬身振り切って4勝目を手にした。

6月3日、中3週で迎えた9戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳S1の東京ダービー（大井ダート2000m 曇/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり16着に敗れた。

6月26日、中2週で迎えた10戦目は、ムーンビーチ賞（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

8月12日、中6週で迎えた11戦目は、3歳S2の黒潮盃（大井ダート1800m 晴/良）に58kgの斤量を背負って出走。鞍上は吉原寛人騎手（2戦1勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天賦の闘争本能でゴールまで勇戦したが、5着に終わった。

9月8日、中3週で迎えた12戦目は、3歳S2の戸塚記念（川崎ダート2100m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（3戦1勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、3着に入った。

4歳（2016年）

10月27日、約14か月の休養明けで迎えた13戦目は、藤井勘一郎騎手を鞍上に迎えて、いたばし二輪草特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して6番手で通過。最後は脚色が鈍り15着に敗れた。

11月14日、中2週で迎えた14戦目は、オフト新潟賞（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤井勘一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。

12月9日、中3週で迎えた15戦目は、柊特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤井勘一郎騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の強靭な心肺能力でなんとか走り抜いたが、伸びてきたハニームーン決め手に屈してアタマ差の2着となった。

5歳（2017年）

1月11日、中4週で迎えた16戦目は、西船橋小松菜杯（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で藤井勘一郎騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

2月7日、中3週で迎えた17戦目は、春告鳥特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

2月14日、連闘で迎えた18戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、バレンタイン賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。端を取り切り、後続を2馬身以上離して、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。

6月6日、約3か月半の休み明けで迎えた19戦目は、東京スポーツ賞（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は藤井勘一郎騎手（4戦0勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

7月4日、中3週で迎えた20戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、橋本七夕まつり記念（川崎ダート1500m 雨/良）に出走。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた21戦目は、江里口裕輝騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の風鈴特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。5頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。端をきる形となり、極端なスローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に敗れた。

8月11日、中2週で迎えた22戦目は、シューティングスター賞（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で江里口裕輝騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。

9月5日、中3週で迎えた23戦目は、ハンデ戦の船橋の名伯楽記念（船橋ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で江里口裕輝騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着を確保した。

10月4日、中3週で迎えた24戦目は、オフト大郷賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で江里口裕輝騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

10月27日、中2週で迎えた25戦目は、ハンデ戦の11月11日船橋競馬ふれあい広場開催記念（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で江里口裕輝騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

12月7日、中5週で迎えた26戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の香取特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、伸びてきたロワノワール決め手に屈して半馬身差の2着となった。

6歳（2018年）

1月17日、中5週で迎えた27戦目は、扇屋“キャロッタのおやつ”記念（船橋ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で中野省吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したマルヒロナッツオーにアタマ差届かず2着に惜敗した。

2月6日、中2週で迎えた28戦目は、ハンデ戦の春告鳥特別（船橋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中野省吾騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

3月16日、中4週で迎えた29戦目は、ハンデ戦のラジオNIKKEI盃（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は瀧川寿希也騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場を作れず14着に終わった。

4月13日、中3週で迎えた30戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の夜競特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は減速してしまい10着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた31戦目は、ラジオNIKKEI盃（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

5月29日、中3週で迎えた32戦目は、ハンデ戦の皐月特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は江里口裕輝騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカスタネットに1馬身の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

7月3日、中4週で迎えた33戦目は、橋本七夕まつり記念（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江里口裕輝騎手（6戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

9月5日、中8週で迎えた34戦目は、ハンデ戦の長月特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で江里口裕輝騎手（7戦1勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

10月5日、中3週で迎えた35戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、ZBAT!×夕刊フジ賞（船橋ダート1700m 小雨/重）に出走。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。