レイワガンタン（2019年生、母ビエンナーレ）

レイワガンタン（2019年5月1日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「本馬が令和元旦生まれであることより」。毛色は栗毛。種牡馬のアドマイヤムーン（当時16歳）と交配したビエンナーレが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は天羽禮治。主な勝ち鞍は2024年の一般C2五。

経歴

デビュー前

北出成人厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2022年）

2月6日、デビュー戦は柴山雄一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1600m 曇/稍重）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神芝2400m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず14着に終わった。

6月25日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

7月16日、中2週で迎えた4戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

4歳（2023年）

1月18日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた5戦目は、妹尾浩一朗騎手を鞍上に迎えて、一般C3 11（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、勝ったゴムマリに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

デビュー前

打越勇児厩舎（高知）へ入厩。

2月1日、デビュー戦は妹尾浩一朗騎手を鞍上に据えて、一般C3-10（高知ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての大外8番ゲートからスタート。出走取消となった。

7月30日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg戻して迎えた6戦目は、井上瑛太騎手を鞍上に迎えて、倉兼さんありがと特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

8月20日、中2週で迎えた7戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C3 11（高知ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた8戦目は、ナカノモトキ生誕特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は井上瑛太騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったサトノフェイバーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

5歳（2024年）

1月24日、約5か月の休み明けで迎えた9戦目は、一般C3 11（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は妹尾浩一朗騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

1月31日、連闘で迎えた10戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は井上瑛太騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、トロルトゥンガに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

3月12日、中5週で迎えた11戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマクシミリアンを異次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月19日、連闘で迎えた12戦目は、鶴見ノ森第1回合志記念（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、抜け出したロマンチックボーイを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。

4月15日、中3週で迎えた13戦目は、一般C1五（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた14戦目は、琴音ちゃん誕生日記念★（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（3戦1勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

7月28日、約3か月の休み明けで迎えた15戦目は、一般C2五（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田晃浩騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた16戦目は、李縷さきお誕生日おめでとう記念（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田晃浩騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた17戦目は、特別編成（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田晃浩騎手（6戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、勝ったキャリアウーマンにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

9月10日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2五（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田晃浩騎手（7戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた19戦目は、和也・真美結婚式記念（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で吉田晃浩騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

10月21日、中3週で迎えた20戦目は、一般C1十（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で吉田晃浩騎手（9戦1勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた21戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、一般C1十四（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったビューティーハニーに詰め切れず、3馬身差の2着となった。