レクエルド（2013年生、母モエレゴールド）

レクエルド（2013年3月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「想い出（西）」。毛色は鹿毛。種牡馬のハービンジャー（当時7歳）と交配したモエレゴールドが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）笠松牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方32戦1勝2着9回。主な勝ち鞍は2016年の一般C2十四。

経歴

デビュー前

1歳のとき、笠松牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって1,404万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、山本武司によって1,026万円で落札された。

高市圭二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

11月15日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 晴/重）に出走。馬体重は460kg。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

12月5日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。17頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

3歳（2016年）

1月16日、中5週で迎えた3戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。

5月15日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り8着に終わった。

6月19日、中4週で迎えた5戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

6月26日、連闘で迎えた6戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 曇/稍重）に出走。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

7月30日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は田中勝春騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

8月21日、中2週で迎えた8戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2十七（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。5頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では決め手に欠いて3着に終わった。

8月27日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2十七（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったセラグリーンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月3日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したウインパッションを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

9月10日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（3戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダンストーンマンボに7馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月25日、中1週で迎えた12戦目は、南部杯カウントダウン15（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本政聡騎手（4戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

10月2日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山本政聡騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月9日、連闘で迎えた14戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

10月16日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

10月23日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（7戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

10月30日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（8戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着を確保した。

11月13日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（9戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで敢闘したが、勝ったナチュラルウーマンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

11月21日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で山本政聡騎手（10戦1勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず3着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で山本政聡騎手（11戦1勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず3着に終わった。

12月11日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で山本政聡騎手（12戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

12月25日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山本政聡騎手（13戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

4歳（2017年）

1月8日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で山本政聡騎手（14戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、レーヴドブランに半馬身交わされて2着に敗北した。

3月20日、中9週で迎えた24戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

4月3日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

4月16日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2九（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（15戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は大坪慎騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く3着に敗れた。

5月7日、連闘で迎えた28戦目は、いわて山形村短角牛賞（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく5着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた29戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は大坪慎騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、ダンストンスリルに交わされて3馬身差の2着となった。

6月11日、連闘で迎えた31戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大坪慎騎手（6戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大坪慎騎手（7戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、マタンギに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

7月15日、連闘で迎えた34戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大坪慎騎手（8戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、メイショウナノハナに半馬身交わされて2着に敗北した。

7月30日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で大坪慎騎手（9戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた36戦目は、チョコフレーク賞（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で大坪慎騎手（10戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、トキノスターライトに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

8月28日、中1週で迎えた37戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で大坪慎騎手（11戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた38戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で大坪慎騎手（12戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

9月25日、中1週で迎えた39戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で大坪慎騎手（13戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったペドラプレシオーザに詰め切れず、4馬身差の2着となった。