リーゼンビッテル（1996年生、母リーゼングロス）

Riesen Bitter

1996.06.19

リーゼンビッテル（1996年6月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のナグルスキー（当時15歳）と交配したリーゼングロスが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）マツケン農場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方36戦6勝2着6回。主な勝ち鞍は2000年の光徳賞(一般C3)。

経歴

デビュー前

新関力厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

4月25日、デビュー戦は大西直宏騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝2000m 外回り 曇/良）に出走。馬体重は446kg。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。

5月8日、中1週で迎えた2戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

6月6日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた4戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフレンドリートロフィー（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月11日、中2週で迎えた5戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/不良）に出走。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に終わった。

8月1日、中2週で迎えた6戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

8月21日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

8月29日、連闘で迎えた8戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩部純二騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（札幌芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岩部純二騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

11月2日、中6週で迎えた10戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、一般C5ル（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイポイントに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月19日、中1週で迎えた11戦目は、一般C5ホ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた12戦目は、一般C5ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で早川順一騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったジャパンゲイムリーから1馬身半差の2着に敗北した。

12月13日、連闘で迎えた13戦目は、一般C5（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で早川順一騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた14戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で早川順一騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2000年）

1月9日、中1週で迎えた15戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で早川順一騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月1日、中2週で迎えた16戦目は、青木秀之騎手を鞍上に迎えて、一般C5（足利ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月13日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた17戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青木秀之騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月13日、中3週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた18戦目は、一般C5イ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は早川順一騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のハマノオウジャに半馬身の差をつけて2勝目をマークした。

3月23日、中0週で迎えた19戦目は、一般C4イ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のチヨニヤチヨニに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月8日、中1週で迎えた20戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で早川順一騎手（8戦3勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月2日、約3か月の間隔を開けて迎えた21戦目は、小野三夫騎手を鞍上に迎えて、一般C4（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた22戦目は、一般C4（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野三夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月24日、連闘で迎えた23戦目は、一般C4（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野三夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったロードミラーからハナ差の2着となった。

8月8日、中1週で迎えた24戦目は、雷神賞（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小野三夫騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったハクヨウセイザンから5馬身差の2着となった。

8月20日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小野三夫騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月18日、中3週で迎えた26戦目は、佐々木泉騎手を鞍上に迎えて、一般C3（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったナグルパンチから1馬身半差の2着となった。

10月20日、中4週で迎えた27戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1900m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木泉騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月20日、中3週で迎えた28戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木泉騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた29戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木泉騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月28日、中3週で迎えた30戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木泉騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のグリーンスパーをハナ差制して4勝目を獲得した。

5歳（2001年）

1月24日、中3週で迎えた31戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木泉騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月25日、中4週で迎えた32戦目は、一般C2（足利ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木泉騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月17日、中2週で迎えた33戦目は、一般C2（足利ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で佐々木泉騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のマルターズビアンカに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月5日、中2週で迎えた34戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐々木泉騎手（8戦2勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月23日、中2週で迎えた35戦目は、一般C2イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で佐々木泉騎手（9戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のスティングラリーをアタマ差制して勝利をモノにする

5月5日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で佐々木泉騎手（10戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったスピードミストからハナ差の2着に甘んじた。

5月26日、中2週で迎えた37戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で佐々木泉騎手（11戦3勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた38戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で佐々木泉騎手（12戦3勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた39戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で佐々木泉騎手（13戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた40戦目は、一般C1イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で佐々木泉騎手（14戦3勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月25日、約4か月半の休み明けで迎えた41戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

12月15日、中2週で迎えた42戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

6歳（2002年）

1月2日、中2週で迎えた43戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したカンパリオレンジを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

1月14日、中1週で迎えた44戦目は、三井邦夫騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。