オートダーティー（1999年生、母スギノアイドル）

オートダーティー（1999年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ならず者」。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリルドルフ（当時18歳）と交配したスギノアイドルが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）平岡牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方36戦5勝2着8回。主な勝ち鞍は2003年の4歳C2。

経歴

デビュー前

笹倉武久厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

4月28日、デビュー戦は大塚栄三郎騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず9着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた2戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/不良）に出走。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた3戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のジューンフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

6月29日、中3週で迎えた4戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では見所を作れず16着に終わった。

8月24日、中7週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はバテてしまい16着に終わった。

9月7日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず14着に終わった。

10月22日、中5週で迎えた7戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、3歳C7（上山ダート1250m 雨/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったバブルオーバーから半馬身差の2着に敗北した。

11月3日、中1週で迎えた8戦目は、3歳C4（上山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のハイフレンドトビンに6馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月19日、中1週で迎えた9戦目は、3歳C3（上山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったバブルオーバーから1馬身差の2着に敗北した。

12月3日、中1週で迎えた10戦目は、3歳C3（上山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で板垣吉則騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったアマテラスクイーンから2馬身半差の2着となった。

4歳（2003年）

1月4日、中4週で迎えた11戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、4歳C2（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月13日、連闘で迎えた12戦目は、4歳C2（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のラトゥールに5馬身の差をつけて制した。

4月14日、約3か月の休み明けで迎えた13戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のスティートハンサムに4馬身の差をつけて制した。

5月10日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のノリノリワカサマに6馬身の差をつけて4勝目を収める

6月9日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカノガディスから3/4馬身差の2着に敗北した。

6月23日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタノモノノフから1馬身1/4差の2着に敗北した。

7月5日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイシュウカラーから1馬身差の2着に敗北した。

7月20日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢田盛夫利騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月30日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた22戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で沢田盛夫利騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。11着に敗れた。

10月12日、中5週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた23戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた24戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた25戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のボールドマグナムに3/4馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

11月23日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。2着となった。

12月8日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月22日、中1週で迎えた28戦目は、西康志騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルケイライズマンから1馬身1/4差の2着となった。

12月31日、連闘で迎えた29戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（7戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（2004年）

1月11日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（8戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた31戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は西康志騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。11着に敗れた。

4月18日、中1週で迎えた32戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（9戦1勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた33戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般B2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月9日、連闘で迎えた34戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月30日、中2週で迎えた35戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般B3（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた36戦目は、一般B3（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（4戦1勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月27日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた37戦目は、一般B3（水沢ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた38戦目は、一般B3（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（5戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた39戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、一般B3（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた40戦目は、一般B3（盛岡ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月15日、連闘で迎えた41戦目は、一般B3（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。