バブルオーバー（1999年生、母ホットタバスコ）
Bubble Over
1999.05.07
バブルオーバー（1999年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のバブルガムフェロー（当時6歳）と交配したホットタバスコが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション 白老ファーム 。戦績は、中央平地4戦0勝、地方38戦15勝2着7回。主な勝ち鞍は2003年の一般C2。
経歴
デビュー前
サンデーサラブレッドクラブにて総額1,600万円（40万×40口）で一口馬主が募集された。
大根田裕之厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（2002年）
1月7日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は538kg。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず15着に終わった。
9月7日、約8か月の休み明けで迎えた2戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に終わった。
9月15日、連闘で迎えた3戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚を伸ばせず15着に終わった。
9月22日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は小池隆生騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり16着に終わった。
10月22日、中3週で迎えた5戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、3歳C7（上山ダート1250m 雨/重）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のオートダーティーに半馬身の差をつけて初白星を挙げた。
11月5日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C（上山ダート1300m 雨/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で関本秀幸騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。
11月19日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C3（上山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で関本秀幸騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のオートダーティーに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
12月1日、中1週で迎えた8戦目は、3歳C2（上山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で関本秀幸騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアシュランスに1馬身半の差をつけて3勝目を収める
4歳（2003年）
4月13日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、一般C5ニ（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で関本秀幸騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のコーファックスをクビ差制して休み明けの一戦をモノにした。
5月4日、中2週で迎えた10戦目は、おすぎと風来坊と愚かな仲間たち来場記念（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で関本秀幸騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のローレルリアリティに半馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
6月2日、中3週で迎えた11戦目は、一般C4ロ（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で関本秀幸騎手（6戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月15日、中1週で迎えた12戦目は、一般C4ハ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で関本秀幸騎手（7戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のヤクモシャーディーに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
7月1日、中1週で迎えた13戦目は、一般C4イ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で関本秀幸騎手（8戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のハイフレンドパンチをアタマ差制して1着ゴールを果たした。
7月14日、中1週で迎えた14戦目は、ニットー商事杯（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で関本秀幸騎手（9戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったノボアメリカンから2馬身差の2着に敗北した。
7月28日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3ロ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で関本秀幸騎手（10戦7勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
8月16日、中2週で迎えた16戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、白鷺特別（上山ダート1300m 曇/不良）に出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
9月16日、中3週で迎えた17戦目は、たかともワンダーファーム賞（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は関本秀幸騎手（11戦7勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月5日、中2週で迎えた18戦目は、戦いの神 雷武降臨記念（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関本秀幸騎手（12戦7勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月26日、中2週で迎えた19戦目は、佐・山まちづくりの会発展記念（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本秀幸騎手（13戦7勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のエイシンダイマジンをアタマ差制して8勝目を奪取した。
11月2日、連闘で迎えた20戦目は、ひでの家杯（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で関本秀幸騎手（14戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のブライティアリズムをクビ差制して9勝目をつかんだ。
12月22日、中6週で迎えた21戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のセイウンカラットをクビ差制して勝利を手中に収めた。
12月31日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のスターオブホーストをクビ差制して破竹の4連勝を決めた。
5歳（2004年）
1月12日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。11着に敗れた。
3月21日、中9週で迎えた24戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、一般C1-2（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のツルギパンサーに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。
4月18日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、一般C1-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。
5月3日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた26戦目は、一般C1-2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は加藤和義騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。
5月23日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1-3（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。
6月15日、中2週で迎えた28戦目は、一般C1-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和義騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ユウワンプリンスに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。
7月13日、中3週で迎えた29戦目は、一般C1-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和義騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
8月8日、中3週で迎えた30戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和義騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。
8月23日、中1週で迎えた31戦目は、一般B3-3（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和義騎手（6戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のリンクスプリントを半馬身振り切って雨下の激闘を制した。
9月13日、中2週で迎えた32戦目は、徳留康豊騎手を鞍上に迎えて、アルデバラン特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したクリミナルウィンを捕まえ切れず、約14馬身差の2着となった。
9月28日、中1週で迎えた33戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、一般B3-3（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したグレイスフルを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。
10月10日、中1週で迎えた34戦目は、（株）三崎ストアー賞（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は加藤和義騎手（7戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ウインアイオロスに半馬身交わされて2着となった。
10月26日、中1週で迎えた35戦目は、一般B3-3（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は桑野等騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のランドストロングに2馬身の差をつけて勝利をモノにする
11月9日、中1週で迎えた36戦目は、ノーベンバー特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和義騎手（8戦2勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。
12月6日、中3週で迎えた37戦目は、デッセンバー特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は徳留康豊騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。
12月20日、中1週で迎えた38戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で徳留康豊騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、アキノホウサクにクビ差交わされて2着に甘んじた。
6歳（2005年）
1月3日、中1週で迎えた39戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般B2-3（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のセンジュクイーンに3馬身の差をつけて勝利数を15に伸ばす
4月10日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた40戦目は、山吹特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は加藤和義騎手（9戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
4月25日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた41戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（10戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エプソムロードに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。
5月5日、中0週で迎えた42戦目は、中央味食街杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和義騎手（11戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。