リネンパワー（1998年生、母ヨット）
Linen Power
1998.04.26
リネンパワー（1998年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時11歳）と交配したヨットが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白井牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方29戦6勝2着6回。主な勝ち鞍は2002年の3歳以上C5。
経歴
デビュー前
国沢利照厩舎（西脇）へ入厩。
4歳（2002年）
5月21日、デビュー戦は三野孝徳騎手を鞍上に据えて、3歳以上C（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は515kg。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のリリーオブザターフに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。
6月5日、中1週で迎えた2戦目は、3歳以上C（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタッカーアジュディに2馬身半の差をつけて2勝目を獲得した。
6月20日、中1週で迎えた3戦目は、3歳以上C（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で三野孝徳騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。
7月4日、中1週で迎えた4戦目は、3歳以上C（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三野孝徳騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マーチウインズに3/4馬身交わされて2着に敗北した。
7月23日、中2週で迎えた5戦目は、3歳以上C9（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で三野孝徳騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したロードクライストを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。
8月15日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上C7（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で三野孝徳騎手（5戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマイネルストーリアに1馬身3/4の差をつけて優勝
8月29日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C5（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で三野孝徳騎手（6戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のキングサルサを半馬身振り切って4勝目をマークした。
9月10日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C4（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で三野孝徳騎手（7戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。
10月9日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上C5（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で三野孝徳騎手（8戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
10月23日、中1週で迎えた10戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C5（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に敗れた。
11月13日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C5（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（9戦4勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
11月27日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C5（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（10戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したセノエグローリを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。
12月11日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C5（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三野孝徳騎手（11戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダンディーデインに3馬身の差をつけて5勝目を奪取した。
12月31日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上C4（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三野孝徳騎手（12戦5勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
5歳（2003年）
6月14日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた15戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての18番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。
6月28日、中1週で迎えた16戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の広瀬川特別（福島芝2000m 小雨/不良）に出走。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。
7月12日、中1週で迎えた17戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。
9月7日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた18戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。
9月14日、連闘で迎えた19戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/重）に出走。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。
9月27日、中1週で迎えた20戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/重）に出走。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。
10月18日、中2週で迎えた21戦目は、南田雅昭騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。
11月3日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は川島信二騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。
11月16日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上500万下（福島芝2000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は南田雅昭騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く16着に終わった。
6歳（2004年）
5月25日、約6か月半の休み明けで迎えた24戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（13戦5勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。
6月8日、中1週で迎えた25戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。
6月22日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
7月6日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。
7月19日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したクリップクラップを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。
8月12日、中2週で迎えた29戦目は、米田幸治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のアンクルロックをクビ差振り切って久しぶりに勝ち星を挙げた。
8月24日、中1週で迎えた30戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、上月ビスラカップ（姫路ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したファーストトウカを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。
9月8日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上B2-2（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は米田幸治騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。
10月5日、中3週で迎えた32戦目は、3歳以上B2-2（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で米田幸治騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
10月13日、連闘で迎えた33戦目は、市制50周年記念 金物のまち三木特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で米田幸治騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したタイキサウザーを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。
10月28日、中1週で迎えた34戦目は、3歳以上B1-2（園田ダート1230m 晴/重）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（14戦5勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず11着に敗れた。
11月10日、中1週で迎えた35戦目は、3歳以上B2-2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は米田幸治騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず11着に終わった。
12月8日、中3週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた36戦目は、白鶴まるカップ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米田幸治騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。
12月30日、中2週で迎えた37戦目は、3歳以上B2-1（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で米田幸治騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に敗れた。
7歳（2005年）
1月12日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上B2-3（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず12着に終わった。