アメリカンマリヤ（1983年生、母ユキノニシキ）

アメリカンマリヤ（1983年5月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のトウシヨウボーイ（当時10歳）と交配したユキノニシキが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は平山牧場。戦績は、中央平地14戦1勝2着1回、地方23戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は1986年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

柳田次男厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1986年）

1月6日、デビュー戦は4歳新馬（京都芝1600m 外回り晴/重）に出走。馬体重は470kg。鞍上は西園正都騎手。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

1月18日、牝馬限定の4歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西園正都騎手。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

2月2日、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西園正都騎手。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、きっちりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のケンセイローズに1馬身1/4の差をつけて勝利を収めた。

2月15日、3歳オープンのバイオレットステークス（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で西園正都騎手。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

3月9日、牝馬限定3歳オープンのチューリップ賞（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は増井裕騎手。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

4月19日、4歳400万下（京都ダート1400m 曇/不良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は柿元嘉和騎手。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

5月17日、4歳400万下（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は西園正都騎手。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に敗れた。

5月25日、牝馬限定の4歳400万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西園正都騎手。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、速いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい8着に終わった。

6月22日、牝馬限定の4歳400万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西園正都騎手。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて8着に終わった。

7月13日、4歳以上400万下（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は安藤賢一騎手。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、マルシゲスワローにクビ差交わされて2着となった。

7月27日、4歳以上400万下の洞海特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は西園正都騎手。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に敗れた。

8月9日、4歳以上400万下の九重特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西園正都騎手。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、速いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい7着に敗れた。

8月23日、牝馬限定の4歳以上400万下（小倉芝1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で西園正都騎手。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

8月31日、4歳以上400万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西園正都騎手。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

10月23日、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は安藤光彰騎手。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のミヨシサンデーに2馬身半の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。

11月5日、養老特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月19日、雷鳥特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のコウヨーラペールに3馬身の差をつけてトップでゴールに入った。

12月14日、新穂高特別（笠松ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマニシンゲキから2馬身差の2着となった。

12月27日、スポニチ杯（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤勝己騎手。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1987年）

1月14日、松竹梅特別（笠松ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤勝己騎手。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイトランナーから1馬身差の2着に敗北した。

1月27日、立春特別（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で安藤勝己騎手。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

3月9日、春蘭特別（笠松ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で安藤勝己騎手。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月5日、名古屋タイムズ杯（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で安藤勝己騎手。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月25日、駒草特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小瀬良昌騎手。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月9日、B2（名古屋ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は黒宮高徳騎手。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月29日、B2（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒宮高徳騎手。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールドサリアーに3/4馬身の差をつけて勝利を挙げた。

7月19日、B2（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は小瀬良昌騎手。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月3日、盛夏特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は黒宮高徳騎手。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月24日、サルビア特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で黒宮高徳騎手。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月7日、初秋特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小瀬良昌騎手。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月13日、B2（中京(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は黒宮高徳騎手。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月20日、B2（中京(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒宮高徳騎手。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったレツドパーシモンから2馬身差の2着となった。

10月31日、中京スポ杯（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は竹下太騎手。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアンダーワールドから4馬身差の2着に敗北した。

11月16日、晩秋特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は小瀬良昌騎手。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月27日、B2（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は黒宮高徳騎手。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月9日、ひいらぎ特別（名古屋ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒宮高徳騎手。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（1988年）

1月3日、初夢特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は小瀬良昌騎手。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。