スターオブジュディ（2006年生、母ラブリーナナ）

スターオブジュディ（2006年6月7日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時19歳）と交配したラブリーナナが17歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）見上牧場。戦績は、地方26戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は2008年のアゲインステージ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、見上牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、広松金年によって210万円で落札された。

真島元徳厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2008年）

10月5日、デビュー戦は真島正徳騎手を鞍上に据えて、2歳戦のルーキーステージ（佐賀ダート1300m 小雨/良）に出走。馬体重は508kg。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月12日、連闘で迎えた2戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアゲインステージ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

11月2日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のレンベルジュピターに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月30日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のアゲインステージ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のダフィーフェントンをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

3歳（2009年）

1月23日、中7週で迎えた5戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に敗れた。

2月17日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい10着に敗れた。

3月3日、中1週で迎えた7戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

4月5日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた8戦目は、牝馬限定3歳KJ3のル・プランタン賞（佐賀ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は真島正徳騎手（3戦2勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。

5月17日、中5週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた9戦目は、3歳戦の鯱の門特別（佐賀ダート1750m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（4戦2勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず5着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の仙水峡特別（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（5戦2勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のミヤノオードリーをハナ差振り切って制した。

7月4日、中4週で迎えた11戦目は、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（6戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエーシンダカーポに3馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

7月19日、中1週で迎えた12戦目は、ルビー特別（佐賀ダート1750m 曇/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（7戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ゴールデンコンパスに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

9月6日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、3歳以上B2-5（佐賀ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で真島正徳騎手（8戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はワンスタディオンと並んで1着同着となった。

9月22日、中1週で迎えた14戦目は、3歳KJ2のロータスクラウン賞（佐賀ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で真島正徳騎手（9戦5勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

10月21日、中3週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた15戦目は、牝馬限定S3のTCKディスタフ（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で真島正徳騎手（10戦5勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。

11月16日、中3週で迎えた16戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘志でしぶとく粘り込んで、最後は2着のヴィクトワールをアタマ差振り切って6勝目をゲットした。

12月11日、中3週で迎えた17戦目は、烈風スプリント（船橋ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、3着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1五（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

4歳（2010年）

1月13日、中2週で迎えた19戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のヒヨドリ賞（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。

1月25日、中1週で迎えた20戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、群雄特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったファイアーアップをクビ差捉え切れず2着となった。

2月16日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1四五（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

3月9日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、一般C1五六（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

3月25日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた23戦目は、一般C1六（浦和ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月22日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた24戦目は、牝馬限定戦のセキレイ賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、若干速いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

10月9日、中1週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた25戦目は、紅葉特別（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚が止まってしまい13着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた26戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、霜降特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。