ネルヴァート（2008年生、母トーホウハヤカゼ）

ネルヴァート（2008年3月3日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のニューイングランド（当時11歳）と交配したトーホウハヤカゼが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は長谷川一男。戦績は、地方23戦3勝2着4回。2010年の福山2歳優駿(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、長谷川一男から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、長谷川一男から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、広島県馬主会によって105万円で落札された。

高本友芳厩舎（福山）へ入厩。

2歳（2010年）

7月31日、デビュー戦は佐原秀泰騎手を鞍上に据えて、2歳戦のエリートストーリー第五戦（福山ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は475kg。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた2戦目は、周藤直樹騎手を鞍上に迎えて、2歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のダラットパレスに半馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月29日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は佐原秀泰騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったムツミマックスから3馬身差の2着に敗北した。

9月11日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（2戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスペシャルセカンドをアタマ差制して断トツ人気に応えた。

9月26日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐原秀泰騎手（3戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で佐原秀泰騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルサンスパイスから3馬身差の2着に敗北した。

10月25日、中1週で迎えた7戦目は、2歳地方重賞の福山2歳優駿（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で佐原秀泰騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったユメミルチカラから2馬身半差の2着となった。

11月6日、中1週で迎えた8戦目は、2歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐原秀泰騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3歳（2011年）

7月2日、約8か月の休養明けで迎えた9戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で佐原秀泰騎手（7戦1勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月11日、連闘で迎えた10戦目は、一般C1五（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐原秀泰騎手（8戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた11戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐原秀泰騎手（9戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月1日、連闘で馬体重を前走から15kg減らして迎えた12戦目は、一般C1三（福山ダート1130m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で佐原秀泰騎手（10戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1三（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で佐原秀泰騎手（11戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた14戦目は、福山・高知連携対潮楼シリーズ十五戦（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で佐原秀泰騎手（12戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアメリゴから3馬身差の2着に敗北した。

9月4日、連闘で迎えた15戦目は、横山フルーツ賞（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で佐原秀泰騎手（13戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月25日、中2週で迎えた16戦目は、3歳オープンの庄原さとやま博特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で佐原秀泰騎手（14戦1勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた17戦目は、藤本三郎騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（福山ダート1130m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月16日、連闘で迎えた18戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐原秀泰騎手（15戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。最後はポッカポカと並んで1着同着となった。

11月13日、中3週で迎えた19戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、トパーズカップ（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

12月5日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、競馬総合チャンネルスマートフォン版リリース記念（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

4歳（2012年）

1月2日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた21戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、迎春賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

1月21日、中2週で馬体重を前走から23kg減らして迎えた22戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

2月12日、中2週で迎えた23戦目は、バレンタインカップ（佐賀ダート1400m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。