アピアチューレ（2001年生、母スリーキャッスル）

アピアチューレ（2001年4月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「音楽用語（伊）。奏者の自由に演奏すること」。毛色は栗毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時9歳）と交配したスリーキャッスルが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は高松牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方25戦4勝2着6回。主な勝ち鞍は2005年の一般C15。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高松牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

安達昭夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

1月24日、デビュー戦は内田浩一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は462kg。18頭立ての13番人気で大外18番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

2月7日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦0勝）。17頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを17番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず17着に終わった。

4月18日、中9週で迎えた3戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた4戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。17頭立ての11番人気で16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。最後はバテてしまい16着に終わった。

9月14日、約4か月半の休養明けで迎えた5戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、一般C19（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったアルパからアタマ差の2着に甘んじた。

10月5日、中2週で迎えた6戦目は、一般C16（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったセルリアンビスチェから2馬身半差の2着に敗北した。

10月12日、連闘で迎えた7戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C16（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のライズインフェイムに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月31日、中2週で迎えた8戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のセルリアンビスチェをアタマ差制して先頭ゴールを果たした。

11月9日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノマウンテンから3馬身差の2着に敗北した。

11月24日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた10戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったティルティルから6馬身差の2着に敗北した。

12月7日、中1週で迎えた11戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾林幸彦騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2005年）

1月1日、中3週で迎えた12戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で尾林幸彦騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月19日、中2週で迎えた13戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で尾林幸彦騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月8日、中2週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた14戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で尾林幸彦騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた15戦目は、一般C15（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で尾林幸彦騎手（8戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアンダーサンシーに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3月8日、中1週で迎えた16戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で尾林幸彦騎手（9戦3勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったスナークルンビニーから4馬身差の2着となった。

3月22日、中1週で迎えた17戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で尾林幸彦騎手（10戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月12日、中2週で迎えた18戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で尾林幸彦騎手（11戦3勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月7日、中7週で迎えた19戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で尾林幸彦騎手（12戦3勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた20戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で尾林幸彦騎手（13戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のヤクモジェネラスに半馬身の差をつけて勝利をモノにする

7月12日、中2週で迎えた21戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は15戦連続で尾林幸彦騎手（14戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月27日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で尾林幸彦騎手（15戦4勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月28日、中8週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた23戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で尾林幸彦騎手（16戦4勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月19日、中2週で迎えた24戦目は、一般C16（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で尾林幸彦騎手（17戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月15日、中3週で迎えた25戦目は、一般C17（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で尾林幸彦騎手（18戦4勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた26戦目は、一般C18（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は20戦連続で尾林幸彦騎手（19戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月6日、連闘で迎えた27戦目は、一般C18（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は21戦連続で尾林幸彦騎手（20戦4勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（2006年）

3月7日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から25kg減らして迎えた28戦目は、一般C23（荒尾ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は田中純騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

4月8日、中4週で迎えた29戦目は、一般C21（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったプラントフレークから2馬身半差の2着となった。