ホクトノオオザ（1985年生、母カネスズラン）

Hokuto no Oza

1985.02.27

ホクトノオオザ（1985年2月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノノアルコ（当時14歳）と交配したカネスズランが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）北斗牧場。戦績は、中央平地17戦1勝、中央障害14戦0勝2着5回。主な勝ち鞍は1988年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

柄崎義信厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1988年）

3月27日、デビュー戦は菊沢隆徳騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（東京ダート1200m 晴/不良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は494kg。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

4月9日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、4歳未出走（東京ダート1600m 晴/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

5月1日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 外回り 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で菊沢隆徳騎手（3戦0勝）。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

6月11日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1500m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で菊沢隆徳騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1500m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で菊沢隆徳騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1500m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で菊沢隆徳騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

7月24日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1500m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で菊沢隆徳騎手（7戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

8月13日、中2週で迎えた9戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1700m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（8戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた11戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館芝1800m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るキクノタイヨウを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月25日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上400万下の十和田湖特別（函館芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（9戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた13戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の山中湖特別（東京芝1600m 晴/重）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手が足りず6着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上400万下（福島芝1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（10戦0勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上400万下の芦ノ湖特別（東京芝1600m 小雨/良）に出走。鞍上は田中剛騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上400万下（中京ダート1700m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は菊沢隆徳騎手（11戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では天賦の勝負根性でゴールまで勇戦し、4着に入り込んだ。

12月18日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上400万下（中京ダート2200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（12戦0勝）。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

4歳（1989年）

4月22日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた18戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は田中剛騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月13日、中2週で迎えた19戦目は、成田均騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月20日、連闘で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で成田均騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

6月3日、中1週で迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で成田均騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月30日、約4か月の休養明けで迎えた22戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で成田均騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた23戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は田中剛騎手（3戦0勝）。5頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた24戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（4戦0勝）。5頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったイシノバロンから半馬身差の2着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた25戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で田中剛騎手（5戦0勝）。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったウメノハスラーから約11馬身差の2着に敗れた。

12月3日、中2週で迎えた26戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で田中剛騎手（6戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったワカタイショウから約23馬身差の2着に敗北した。

12月16日、中1週で迎えた27戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で田中剛騎手（7戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンボリチェピオから3馬身半差の2着に敗北した。

5歳（1990年）

1月14日、中3週で迎えた28戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は6戦連続で田中剛騎手（8戦0勝）。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイガーエンゼルから3馬身差の2着に敗れた。

1月27日、中1週で迎えた29戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で田中剛騎手（9戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5月26日、約4か月の休み明けで迎えた30戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は成田均騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた31戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 雨）に出走。鞍上は2戦連続で成田均騎手（5戦0勝）。5頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。