エンシェントエイジ（2007年生、母ホッカイアレス）

エンシェントエイジ（2007年4月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「古代」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のイーグルカフェ（当時10歳）と交配したホッカイアレスが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）庄野牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方15戦1勝2着4回。2010年の荒尾なんさま速かスプリントで2着に入った他、2010年の荒尾ほんなこつスプリントで2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

松山将樹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

3月28日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は462kg。18頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。

5月1日、中4週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず14着に終わった。

6月20日、中6週で迎えた3戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

7月4日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露したが、5着に終わった。

10月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

11月19日、中6週で迎えた7戦目は、松島慧騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの荒尾ほんなこつスプリント（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーサンハリケーンから3/4馬身差の2着となった。

12月10日、中2週で迎えた8戦目は、白川カップ（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松島慧騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムオオドリーからアタマ差の2着となった。

12月30日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた9戦目は、3歳オープンの荒尾なんさま速かスプリント（荒尾ダート950m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松島慧騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったピエナヴィブレからクビ差の2着に甘んじた。

4歳（2011年）

1月14日、中1週で迎えた10戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松島慧騎手（3戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月13日、中3週で迎えた11戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

3月6日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月7日、中2週で迎えた14戦目は、荒王最強杯（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松島慧騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダーストラに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月7日、中3週で迎えた15戦目は、俵山カップ（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松島慧騎手（5戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた16戦目は、初夏特選（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松島慧騎手（6戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマイチハジメから1馬身半差の2着に敗れた。

5月27日、連闘で迎えた17戦目は、乙女ゆり特選（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で松島慧騎手（7戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた18戦目は、つゆくさ特選（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で松島慧騎手（8戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月17日、連闘で迎えた19戦目は、父の日特選（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で松島慧騎手（9戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた20戦目は、黒川特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松島慧騎手（10戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月14日、中4週で迎えた21戦目は、酒とめしRIKI開店記念（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で松島慧騎手（11戦1勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。